エアプランツ

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先日、デイケアではエアプランツのプログラムが行われました。とはいえ、エアプランツゆえに土が必要なく、寄せ植えをするようなものでもないので、エアプランツのベース作りをしていただくプログラムとなりました。

土を必要とせず、乾燥地域の寒暖差で生じる空気中の水分を得て育つエアプランツは、実は多肉植物の一種で、多肉植物マニアにとっては、あえて「チランジア」と呼びたくなる植物です。パイナップルなどと同じ仲間で、見た目や質感もパイナップルの葉に近いです。土壌の環境に左右されないこの未来的な植物は、かなり広い範囲の生息域を誇ります。また、多肉植物マニアだけでなく、ランの一種にみられるような着生植物ファンにとっても心くすぐる生き物です。両方のマニアだった場合は…それは想像を絶する楽しみがあるのではないでしょうか!

と、すみません。。熱くなりすぎました。ここからはプログラムの説明ですが、「エア」だけに空中に浮かすようなベース作りに挑戦していただきました。それぞれのイメージを膨らませてから、針金を加工して、優雅に浮くデザインや、今にも歩き出しそうなベースなど、一つとして同じもののない、ユニークなベースが出来上がりました。これを機に、奇妙なでかわいいチランジアマニアとなっていただければと思います。