師走です

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こんにちは、院長の阿部哲夫です。

寒気も厳しさを増し、秋から冬に季節が変わることを感じます。いよいよ師走です。わたくしはジョギングなどの趣味はないのですが、この季節になるとなんとなく走りまわらないといけないのかと強迫観念にかられます。しかし、わたくしが走っても右往左往するだけであまり力にはならない気もします。

今年も、コロナコロナで暮れようとしています。感染者が減り少しホッとできるかと思っていたらオミクロン株だそうです。一難去ってまた一難とはまさにこのことでしょう。飲食店や観光業の方は肩を落とされているのではないでしょうか。しかし、日本はワクチン接種率では主要先進国G7ではトップの数字になったようです。マスクの着用率もいまだにほぼ100%。こうした衛生観念の高さは世界に誇ってもいいのではないかと思います。こうした意識の高さがあれば、オミクロン株がきても対抗できるのではないかとひそかに期待しています。

今年を振り返ると、年初には新しいカルテシステムの導入をほぼ終了、4月には訪問看護ステーション、5月にはスタジオ753のアンテナショップyanaka753を開店。9月には、大内クリニックからデイケアメンバーやスタッフの受け入れと実に密度の濃い 1年でした。また、最近ではスタジオ753とメンバーがあらかわ区報の第一面を飾ったことや、わたくしの物忘れ相談がケーブルテレビで放映されたのも良い思い出でした。特に訪問看護ステーションの開設は、訪問診療の強化と両輪で当院の地域精神科医療の機能を高める大きな原動力になったと思います。これまで、引きこもっていた患者さんにより強力な介入ができるようになりましたし、通院困難となったご高齢の方でも訪問看護と訪問診療を組み合わせることで従来の外来診療以上の医療の提供が可能となりました。

訪問診療をやっている医療機関は増えてきましたが、精神科の専門医療を提供できる訪問診療は多くはありません。また、精神科訪問看護と密なる連携をとって多職種協働での医療的介入を実施できる医療機関は区内では当院のみだと思います。自画自賛で申し訳ありませんが、こうしたことが実現できているのもただ単に拡大しようとしたのではなく、皆さんのニーズにこたえようとした結果です。永年外来診療をしていると、ご高齢になられて通院が困難となる患者さんが徐々に増えてきました。また、重度の精神障害の方の治療を引き受けていると、治療は必要なのに通院が途絶えがちの方が少なからずいることがわかってきました。こうした方々に継続的医療を提供する必要性から訪問診療、訪問看護の充実を図ってきました。当院にとって今年の漢字は「訪」なのかもしれません。来年は今年始めた新しい企画をより充実させる年にしたいと思っています。

今月いっぱいで長年水曜日の外来を担当していただいていた山嵜先生が退職となります。また先月で当院に20年勤務していただいた外来事務の醍醐さんが退職されました。それぞれご家庭の事情等があるための退職で残念ですがこれまでの勤務に感謝したいと思います。入職される方も多くあり、外来事務には今月までに2名の方が入職し、来年には新しい医師も勤務予定ですのでご安心ください。

皆様には今年一年大変お世話になりました。また来年も引き続きよろしくお願いいたします。