Tシャツ作り

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先日デイケアでは「Tシャツ作り」のプログラムを行いました。毎年の恒例行事として行なっており、大変人気なプログラムの一つです。メンバーは準備日と当日の2日間に分けて、それぞれ好きなデザインを作成したり、消しゴムでハンコを削って作ったり、直接絵を描いたりしてオリジナルのTシャツを作りました。

今は店舗などでも、こういったサービスは流行っているようで、それこそ写真をTシャツに印刷できたり、クッションやスマホケースなど様々なオリジナルグッズを持っている人を街でも目にする機会が増えた気がします。自分の好きなものを身につけたり、好きなものに囲まれて生活をすることは主観的幸福感を高めるのではないかと思います。

少し真面目な話をすると、主観的幸福感とは、認知的側面と感情的側面の二つの領域があると言われており、家族・仕事などの特定の領域に対する満足や人生全般に対する満足度のことを言います。ちなみに、認知的側面とは、自分自身の生活に対する満足度のことで、感情的側面とは楽しい・悲しいなどの感情のことを指します。つまり、プラスな気持ちが生じるか、マイナスな気持ちが生じるか、それによって生活の満足度が高まるかどうか、という側面を検討し、主観的幸福感を測定します。

日々の生活の中で測定することこそないですが、自分の素直な感情に目を向けて、それによって自分の生活がどう豊かになるか、そんなことを考えてみる日があってもいいかもしれません。
その一つとして、身につけるもの(今回作ったTシャツも含め)から、自分が着るときにわくわくするかどうか、そんなことを考えてみてはどうでしょうか?
(松間)