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デイケアでは先月より、新しいプログラムが始まりました。今、何かと巷で話題の「モルック」です。フィンランド発祥のスポーツで日本でも人気が出てきているようです。ちなみにフィンランドでは家族や友人とバーベキューやサウナなどを楽しみながらゆるーく楽しまれているようです。前クールまで放映されていたテレビ番組”まどか26歳、研修医やっています”でも医師と入院患者さんが楽しんでおられましたね、見ていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

1チーム4人で(今回は人数の関係で3人でプレイしています)、12本の立てた棒(スキットル、という呼び名です)に向かって、3.5メートル離れたところから別の棒(モルック棒)を投げて倒していきます。ルールは簡単で、倒した本数か、あるいは一本しか倒れなかった場合はその倒したスキットルに書かれた数字が得点になり、先に50点ちょうどに達したチームが勝利となります。モルックはボーリングとは違い、腕の強さを必要としないので、年齢や健康状態に影響を受けずに楽しめるスポーツになります。

モルックは本来アウトドアスポーツではあるのですが、今回デイケアでは屋内で実施しました。そのためより軽い気持ちで参加できた方も多かったかもしれません。実際に普段はあまりスポーツをしていないというメンバーがとても上手に得点している様子も見られました。実はこのモルックは地方大会や全国大会なども徐々に開催されはじめています。ひょっとしたらデイケア内から日本代表、もしくは世界大会に参加するような人も出てくるのではないかとこっそり期待していたりもしています。そうです、まだまだ競技人口も少ないスポーツなので今から始めても遅くはありません。十分にチャンスはあります。

デイケアでは4月以降もモルックを行う予定としています。もちろんスポーツ故、健康促進にも大きく影響しますし、なにより、人と自然に交流することができる機会かもしれません。今からモルッカーになってみませんか?