スタッフ紹介
皆さま、こんにちは。
今年の2月からあべクリニック訪問看護ステーションに入職しました看護師の小野寺克子です。簡単な自己紹介させていただきます。出身地は東京の府中市。三億円事件や府中競馬場、府中刑務所は有名ですね。私は長いこと府中刑務所内でなく、府中市内で生活をしていました。
ところが浅草の観音様周辺には私の友人達が多くいるので10数年前墨田区へ引っ越しをして、今もそこに住んでいます。しかし毎日職場と家の往復生活だから、墨田区、台東区に面白い場所があると思うのですが、ほとんど未知の世界。荒川区もしかり。モナ・リザと並ぶ世界的名画を描きまくった葛飾北斎は墨田区生まれで、北斎と墨田区を研究するとかなり興味深いものがあると思うけど、今のところ時間的余裕がありません。ところで私は、高校は特殊な美大・音大進学コースに入り、大学では油絵専攻していました。「上手い」でなく「いい」芸術とは何か? 「本当の」芸術とは何か?とずっと考えていたら、私の場合は「病気の人が元気になるような」芸術ではないか?という答えが出てきました。そんな時に「芸術療法」という言葉に出会ったのです。
とにかく医療機関に潜り込んで働くにはなんらかの医療者の資格が必要だと知り、とりあえず手っ取り早い准看護師になりました。その後、すったもんだして正看護師になりました。私は絵画療法にとても興味があったけど、音楽療法にも関心があったので、その資格取得しました。美術と音楽と医学は深い関係があり、面白いですね。この三者がパズルのように見事につながっていく様を見るたぴに、感動して独りで歓声を上げています。
さて、私は幼少からピアノを習っていましたが、今はペルカント発声法を習っています。横隔膜を下げたり、軟口蓋を挙げたり…意識的にコントロールしたことのないあちこちの筋肉を自由自在に使いこなす訓練真っ最中。私は全身脂肪過多ですが訓練してもちっとも減少しませんねえ。目指せ~深部筋マッチョ!!車の往来の激しい大通りを自転車で走っている時、私はいつも奇声を発し発声練習をしております。自宅マンションで歌っていると、うるさいぞ~とクレームが来るので、明治通りなど大通りは格好の私の練習場所。何人かの通行人が振り返って私を見ますが、知らんぷり…。振り返る人数が増加したら、それは響く声が出るようになった証拠ですね。
ところで訪問看護は初めての経験です。今まで病院や施設で働いてきましたが、訪問は自分に合っていると感じ、毎日が面白いです。患者さん達と出会えるのが楽しいです。また、先生、区役所、地域包括支援センター、ケアマネ…、そういう方達と協力し合って、患者さんのお困りごとを少しでもお手伝いできた時、「ああ、良かったな~」と思います。それから訪問看護ステーションのスタッフは全員とてもとても素敵な人達なのですよ。優しくて、本当にいい人ばかりだからストレスなく働けるのが素晴らしい!いい職場に出会えて、ラッキー!、ハッピー!…と思う毎日を送らせていただいています。皆様に感謝申し上げます。
私はまだまだ皆様から仕事を教えていただかないといけません。私は高齢なので覚えが悪いからご迷惑をおかけすると思いますが、その点はどうかご容赦いただき、今後ともどうぞご指導宜しくお願い申し上げます。