デイケアニュース 落語会
臨床心理士のの楳澤です。先月 21 日、デイケアでは落語家の立川左平次師匠と立川小談志師匠をお招きし、落語プログラムを開催しました。デイケアスペースに高座を設営し、この日は一転して寄席のような雰囲気に包まれ、会場には笑い声と温かな拍手が響きました。
最初に登場した立川左平次師匠は、古典落語「宿屋の富」を披露してくださいました。登場人物の軽妙なやり取りや、富くじにまつわる一喜一憂が力強く、生き生きと語られ、メンバーさんたちは物語の世界に引き込まれていました。
続いて立川小談志師匠による「時そば」では、そば屋との掛け合いのテンポの良さに、会場のあちこちから笑いが湧いていました。
落語は、言葉と演者のしぐさだけで情景を立ち上げ、聴き手の想像力を刺激する芸能だと思います。今回の高座はメンバーさんにとって、日常の緊張を和らげ、想像力を楽しむひとときとなりました。
終了後には「数える場面は笑えた」「また落語家さんに来てほしい」といった感想が寄せられ、笑いがもたらす力を改めて感じる機会となりました。「最後のオチはちょっとわからなかったけど、どういう意味だったのだろう」という意見も寄せられました。
私もインターネットでオチのことばの意味について調べ、じわじわとオチを納得でき、落語に改めて興味を持ちました。メンバーさん、スタッフともに他のプログラムで刺激を受けつつ成長できたらよいとも考えています。
今後もデイケアでは、心の健康につながる文化的な体験を大切にしながら、メンバーさんが安心して楽しく過ごせる場づくりに努めてまいります。





