いよいよ梅雨ですね

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こんにちは、院長の阿部哲夫です。
6月に入り梅雨入りの時期が天気予報でも話題になっています。こうやって記事を書いている今日も雨です。雨になると、湿度も高まり過ごしにくくなります。低気圧により頭痛となる方もいると思います。毎年この過ごしにくい梅雨をいかに快適に過ごすか、いろいろと策を練るのですが、なかなか妙案は浮かびません。皆さんは何かこの時期を乗り切る工夫をされていますか?

梅雨を乗り切る方法だけではなく、コロナ禍のために今はいろいろなストレス解消がしにくい状況になっています。すこしずつ再開されているようですが、イベントや飲み会など人が集う催しがまだまだやりにくい状況が続いています。当院でもコロナ禍となってから久しく歓迎会や送別会は実施しておりません。そろそろ実施できるかと思っているとまた次の波がやってくることの繰り返しで、丸二年半が経とうとしています。

今は昔ほど飲みにケーションは重要視されなくなってきているとはいえ、コロナになる前までは仕事終わりに一杯という習慣はまだまだ残っていました。職場の同僚は友人とは異なっているのかもしれませんが、同じ目的を持ち活動している仲間です。その仲間と、仕事から離れて食事を共にして歓談することは、互いを理解したり普段話しにくいことを話したり、あるいはプライベートについて話したりなど人間関係を深める良い機会になっていたのだと思います。こうした機会があることから、相互理解が進み信頼関係が深まり日常業務でのコミュニケーションや協力関係が円滑になることも多かったと思います。

しかし、コロナ禍となりこうした当たり前の日常がなくなってしまいました。当初は、夜の活動が無くなり楽になったと少しホッとしていたことも事実です。飲みすぎて二日酔いとなることもありませんし、睡眠も十分で仕事も万全の体調で臨めるなどいい点も多いのではと思っていました。しかし、ちょっとした機会でも仕事以外の場面でスタッフ同士が全く接する機会がないと何かが足りない気がしてきました。仕事でうまくいかなかったことを話したり、うまくいった時にはともに喜んだりといった感情的交流が乏しくなっていたのだと思います。我々のような医療機関に勤務しているものは、肉体的労働や頭脳労働の他に感情労働の割合が高いといわれています。

感情労働とは、利用者に対して心理的にポジティブな働きをして報酬を得ていくという労働です。医療機関とりわけ精神科領域ではこうした労働が重要なのは言うまでもありません。他の領域例えば営業職などもこうした労働が必要とされていると思います。一方こうした感情労働は精神的負荷も伴うためストレスの一因となることも少なくはありません。こうした精神的な負荷を解消するために飲みにケーションはかなり役立っていたのではと思うのです。

先日、テニス仲間と久々にテニス後の食事会を実施しました。皆比較的高齢の者ばかりなので感染リスクも低く、会場もほかの客とは接することが少ない場所で実施しました。実施してみて、やはりこうした食事会の重要性を再認識しました。他愛のない会話なのですが、人間はやはり社会的動物なのです。人間をここまでにしたのは、コミュニケーションの能力のたまものであると同時に、人間はコミュニケーションでこそ癒されると実感しました。まだまだ、コロナの影響は各所に見られますが、一日も早くこうしたコミュニケーションが従来通りになることを願ってやみません。この失われた2年間を早く取り戻したいという心境です。