2月ですね。
院長の阿部哲夫です。
新年が明けたと思ったらもう2月です。今年は花粉の量が多いのか、すでに花粉症の薬を希望される方がいて、いよいよ花粉症の季節本番といった印象です。節分も過ぎましたが暦では春ということですよね。最近は少しだけですが、こころなしか暖かさを感じることがあります。
最近は、少し年齢を重ねたせいか昔の知り合いからの誘いが増えました。年末には高校の友人との飲み会を主催し、今年に入ってからは大学の部活の仲間からの誘いがありました。今更昔の知り合いと会ってもと思いましたが、会ってみると昔話に花が咲き懐かしさを感じるとともに皆なんだかんだといっても変わっていないなと感じます。そして皆が前向きに生きている様を見るにつけ、自分にも元気をもらえました。それぞれ若かりし頃からは半世紀がたち、いろいろな人生を歩んできているだけにいろいろなことがあったと想像に難く(かたく)はありません。それぞれの人生の山を乗り越えこれからも前向いている様をみると自分も頑張らないといけないと新たな気持ちになりました。
また、最近スキーに行ってきました。若いころは時代もあったのか、冬になるとスキーの計画を立てるのが冬の年中行事でした。毎シーズン数回はスキーに行きリフレッシュした記憶があります。私が学生や若手の医師のころは、バブル期で冬はスキー、夏はテニスが定番で、若者の社交には欠かせないアイテムでした。今回スキーに行ってみると、確かに体力の衰えを感じたのは事実ですが、思ったよりも滑れるのではというのが実感でした。今シーズンあと2-3回行って用具の調整もすれば、昔ほどではないにしてもそこそこ楽しめるのではと思いました。確かに筋力は衰えていましたが、おそれていたその後の筋肉痛は特になく、もう少し筋トレすればもう少しましに滑れるのではと思います。その勢いで、原田知世主演の「私をスキーに連れて行って」という懐かしの映画も見てしまいました。この題名でピンとくる人はバブル世代ということですね。
こうしてみると、若い時に熱中したことを想い出しながらやってみると、若かりし頃の感覚を思い出して元気になるということに気が付きました。スキーをすること、ライブハウスに生の音楽を聞きに行くこと、昔の友人と会うこと、昔好きだった音楽を聞くことなど昔の趣味を再開することでエネルギーをチャージできるのではないかと思います。今年はこうしたことに熱中し少しでも若返ってみようかと思っています。
こうして過去を振り返ってみると、自分の医師としての人生はどうだったのかと自問するようになりました。若かりし頃、医学部を目指していた頃、医学生だった頃、医師として駆け出しだった頃、そのころの自分は自分で言うのもおこがましいですが、若さゆえの高い志を持っていたと思います。そのころの自分から見て今の自分はどう見えるのでしょうか?そのころの自分から見て恥ずかしくないような自分でいるのでしょうか?こうした質問にも胸を張って答えられるように、これからも努力が必要と気持ちを新たにしています。