感染防止のために

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新型コロナウィルスCOVID-19が流行しはじめてから3か月が経過しました。外出自粛や渡航規制など様々な対策が取られていますが、私たち一人ひとりが取り組める『感染拡大防止』策が重要です。

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まずは、自分の体調に目を向けることです。コロナウィルスというのは、ふだん私たちが『風邪』と呼んでいる諸症状を引き起こすウィルスです。COVID-19はそのなかでも咳や息苦しさなどの呼吸器症状が強く出ると言われています。そのため「なんだか風邪っぽいな」と感じるときは、万が一に備えて、他人にうつさないようにすることが重要です。
検温も目安のひとつです。体温を測り、37℃以上あるときは同じように注意が必要です。現在、あべクリニックでも検温を実施しており、37.5℃を超える場合には診察やデイケア参加を見送るようお願いしています。いま現在は平熱であっても、ここ2週間のあいだに37℃以上の発熱が数日続いている方も注意が必要となるため、お申し出をお願いします。

外出時に心がけたいこととしては、マスクの着用とうがい・手洗いの実施が挙げられます。ウィルスは唾に含まれ、咳やくしゃみで空気中に広がったり、そこらじゅうにくっついて、それを触った手で目や口に触れることでからだに入ってきたりします。マスクを着用することで唾が広がることを防げますし、うがい・手洗いをすることでからだにウィルスを入れることを防げます。
ウィルスに感染しているのに自覚症状がないまま、自分が感染源となって感染拡大してしまった…というケースは、全国各地で報告されています。マスクをするというのは、自分が感染源にならないための対策として重要だと言われています。

とはいえ、マスクが品薄で購入できないという方も多いかと思います。布製のマスクやフェイスガードを代用したり、キッチンペーパーで簡易マスクを作ったりといった方法が広まっています。あべクリニックの来院時にはマスク着用をお願いしていますが、どうしても用意できない方のために簡易マスクを用意しています。短時間の着用を前提とした簡易なものではありますが、待合室での着用にご協力をお願いいたします。