今年も無事、10匹のカブトムシの羽化に成功しました。ただ、今年は1匹は羽化せず、一匹は生まれて間もなく亡くなってしまいましたので、9匹を育てています。卵はすでに30個ほど確保し、育成箱に移してありますので、来年はもう少し増えるかもしれません。それにしてもいつまでこの生命の循環を続けるべきなのでしょうか。冷ややかな家内の視線を感じつつ、やめ時に迷う43歳の夏です。
「管理人のつぶやき」カテゴリーアーカイブ
公認心理師
昨今、『心の健康』というフレーズをよく見かけるようになりました。21世紀の日本を、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会にするために…と国から方針が出されて以降のことです。身体の健康だけでなく心の健康も重要だと広く謳われ、重点対策をすべき疾病にも精神疾患が加えられました。現在では、①病気になることを防ぎ、②病気になっても早めに発見・対応し、③再発しないように努めていこうとする『3つの予防』が重視されるようになっています。
菖蒲
春の花が終わり、梅雨をしらせるような花が咲き始めています。先日、菖蒲が咲いておりました。「菖蒲」の読み方は「アヤメ」と「はなしょうぶ(花菖蒲)」と2通りあり、花自体は非常に似ていますが別物のようです。
さらに「カキツバタ」という花もアヤメや花しょうぶと似ているそうです。インターネットで意味や形状について調べてしまいました。菖蒲湯に使う菖蒲もこれまたサトイモ科の植物で別物だそうです。最終的に混乱してしまい、先日見かけた花はどれだったのだろうと疑問が残っております。
グーテンベルクの銀河系
SNSなどのインターネットメディアの発展に伴い、人間の思考も大きく変容しているのではないでしょうか。一人ひとりの思考がつながり、神経細胞のように手をつなぐと、国という単位よりも大きな力(権力)を生むことがあるのかもしれません。最近のマスコミ報道にあるような個人に対する攻撃性は、常軌を逸しています。
メディア論の先駆者であるM・マクルーハンが『グーテンベルクの銀河系』で宣言した「活字を用いた印刷は思いもおよばぬ新環境を創り出した。それは”public”を創造したのである」という言葉は、”nation”を越える”public”の出現を予言していたのでは?と思えてくるこの頃です。
心を扱う国家資格 公認心理師
春らしい日もありましたが、初夏のような日もありました。桜も今年は早く散ってしまっています。
心を扱う国家資格がひとつ誕生します。現在までは医療機関での心理領域を扱う資格は「臨床心理士」が主たるものでしたが、昨年「公認心理師」という心理を扱う国家資格に関する法律が施行され、今年初めて国家試験が実施されます。
領域は広く、教育から司法(犯罪)、産業(労働)、もちろん保健医療や福祉も関連していて、活躍の場が多く期待されています。今後また紙面を割いて紹介したいと思っております。
快進撃
将棋の藤井聡太六段の快進撃が止まりません。以前の編集後記で指し手の美しさではもう一つと記載しましたが、申し訳ありません。素人がゆえの見込み違いでした。鬼手連発でまさしく鬼神のごとき強さです。
どこまで先を読んでいるのか、皆目検討がつかないほどの中盤のやりとりから、終盤の寄せ、なによりも粘るときの受けの強さ、どれをとっても15歳とは思えません。今後の棋譜が楽しみです。といいつつ、朝日オープンの対藤井六段戦、羽生竜王の隅に打った銀、その美しさに目が眩んでいます。
仮想通貨
とても強い寒気が関東地方にきており、氷点下の日もあります。布団から出づらいですが、皆様はいかがでしょうか。
先日、仮想通貨を取り扱っているある会社がサイバー攻撃を受けて、580億円という大金が流出したという事件がありました。そもそも国家が発行する法定通貨以外にインターネット上で作り出される仮想の通貨というものが最近流行り始めています。投機的な要素が強いようですが、近々その通貨は法定通貨と同じように、例えばコンビニや飲食店などで、商品を購入したり、飲食代として支払ったりすることもできるようにもなるそうです。電子マネーや家電量販店のポイントの概念と近いですが、違うところもあるようです。
IT化が進み、小銭やお札がなくなる「キャッシュレス」時代がくるとされています。新しいものをどこまで取り入れるのか、メリットやリスクを考えていくことがどんどん増えてきそうです。
餅つき
FunFun祭
秋から冬に移りかわってきていることを感じます。先日、デイケアにて文化祭の位置付けであるFunFun祭りが行われました。1年間のメンバーさんの取り組みについて発表する場で、制作物の展示部門と歌や手話などのパフォーマンス部門に分かれます。作品も発表内容も個人、グループ問わず精神的な機微やうごきがあらわれていたと思います。
私はイメージ的なものをあまり感じ取る能力や作り出す能力がある方ではないのですが、つくられるものには作り手のなんらかのメッセージやイメージが反映されるものだと感じました。
メジャー感ハンパなし
宮崎駿監督が先日、新作アニメで『君たちはどう生きるか』というタイトルを使うことを発表したことで、その原著となる本が話題を集め、本作、漫画が爆発的に売れています。かくいう私もその流れにのり、漫画を購入してしまいました。本屋に行っても在庫切れで、ネット注文となり、読み始めています。ざっと斜め読みの書評というのも問題がありますが、明らかに名著で、漫画の割に活字部分が多く、読み応え十分です。この秋は何かとメジャーどころとの縁の深さを感じております。
グルメサイトの再検証
数年前からネット上でグルメサイトが流行しています。飲食店の口コミによる評価が簡単に検索できるようになりました。私もあるグルメサイトの評価をひとつの判断基準に飲食店を選ぶことがありますが、点数と合致していない印象を受けることがあります。もちろん問答無用で他のお店よりも美味しさ、サービスなどが良い飲食店もあります。
評価のアルゴリズムがグルメサイト各社あり公平性などをうたってはいるようですが、私が使っているサイトはエスニック系や専門の料理を提供するお店であったり、サービスやメニューが多少落ちていても写真映えするような料理があるなど目を引くものがあったりすると点数が高く表示されているように思います。
最近は点数だけでなく、お店の雰囲気を壊さずに大事に守っているところや店員の方の心遣いなどに惹かれてお店選びをします。店主の考え方やしつらえの意味など通うことで見えてくるところもあるので、その辺りを楽しんでいる今日この頃です。