あけましておめでとうございます。

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こんにちは、院長の阿部哲夫です。
令和になり初めての正月です。新時代の始まりといいますが、これからは大きな変化の波がくることが予想されます。5Gの時代になり、医療も福祉も無関係ではないでしょう。これまでは、せいぜい記録の電子化程度でしたが、より加速度を増してIT化が進むのではないでしょうか?アナログ時代生まれの旧世代である我々には、これからの進歩を予測するのは困難ですが、医療の効率化や質の向上につながればと期待しています。

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photo by M.K

1年の計は元旦にありといいますが、毎年目標を立てては未達成で終わることが続いている気がします。しかし、それでも目標を掲げることは無意味ではないと思っています。漫然と一年を過ごすよりは、たとえ達成できなくても目標をもってかじ取りをしていくほうが良いと思うからです。今年も懲りずに今年の目標を立てようと思います。

大きな目標としては、全体の質の向上を目指したいと思います。診療の質、接遇の質、デイケアや作業所、カウンセリングにおけるサービスの質の向上です。あべクリニックは、診療所なので大きな病院や複数の分院を持つチェーン展開のクリニックのような規模をいかした医療や福祉はできません。しかし、技術力の高い下町の町工場のように、大きな組織ではできないような存在になれればと思っています。そのためには、個々の活動の質を向上していく努力を怠らないことが重要だと思っています。患者さん中心のケアといった理念や院内の情報の共有などを職員全体で行っていければと考えています。そのために必要なのは院内での研修会です。これまでも院内研修会は実施してきましたが、研修会の質を向上させより良いサービスの提供へとつなげていければと思います。

外来診療面でも、自己の研鑽につとめ、講習会や学会参加、eラーニングの利用などを通じて診療のアップデートを怠らないようにしていきたいと思っています。こうした新しい知見を吸収して皆様に還元できればと思います。また、電子カルテをリニューアルや外来事務の効率化も課題です。デイケアでもいろいろなアイデアを生かす計画を立てています。たとえばプログラムの見直しや個人担当制の強化などを通じて参加メンバーの健康管理や社会復帰へのサポートを強化していきたいと思っています。

訪問部門も昨年末に医師を増員し、訪問診療や訪問看護部門をより充実していく予定です。これからの高齢化社会に向けて、通院困難な患者さんにも外来と同様の精神科医療を提供できる体制つくりを少しずつですが進めます。カウンセリングについても、公認心理師が制度化されたこともあり、より医療に心理士の役割が明確化されていくと思います。こうした流れに沿って、新しい制度をいち早く取り入れていく体制の整備が必要と考えています。

スタジオ753についても、昨年末西日暮里にアンテナショップであるラボ753をオープンしました。地域とB型作業所をむすぶ一つの実験室です。単に、作業所の製品の販売だけではなくスタジオやデイケアのメンバーの自己表現の場、あるいは福祉事業の一般市民への啓蒙の場、地域との交流の場など、複数の役割を持たせることで一つの化学反応を起こしていきたいと思っています。認知症疾患医療センターについても、昨年は専門家向けの研修会を開催したり、家族を支援する会を開催するなど、新しい取り組みを始めました。今年も、こうした取り組みをより充実させていき地域への貢献を深めたいと思っています。

旧年中は大変お世話になりました。ことしもあべクリニックをよろしくお願いいたします。


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