こんにちは。1月に入職させていただきました、精神保健福祉士の光仙と申します。私の苗字は珍しく、初対面の方にはよく「なんて読むのですか?」「どこの出身ですか?」と聞かれます。「読み方はこうせんと読みます。出身は…」と話すと自然と話が盛り上がるのが、この苗字の良いところだと思ってます。
皆さまは精神保健福祉士という資格を知っていらっしゃる方も多いと思いますが、私は前職のメンタルクリニックで働くまでは全く知りませんでした。精神保健福祉士とは『精神科病院などの医療機関や精神障害者の社会復帰を支援する施設において、社会復帰に関する相談に応じたり、日常生活に適応するための訓練や援助を行う(デジタル大辞泉より抜粋)』人と知り、私も患者様の苦痛や苦労が少しでも分かりたいという思いから、30代で再び学生になりました。勉強は思った以上に量が多く、国家試験合格までは苦労の連続でたくさんの方々が応援してくださいました。
その結果、今、こちらでは3ヶ月目を迎えています。人っていつ、本気でやりたいことが見つかるか分からないものですね。人生、やりたいと思うことに年齢を重ねたから無理という諦めをするのではなく、これからもさらに知識を深め、皆様のお役に立てるよう努めていきたいと思っています。
先日、デイケアのプログラムでお花見に参りました。桜を見て思いました。花を咲かせるまでにたくさんの時間がかかるように、もしかすると皆様の希望や心地良い日々には桜と同じようなことが起きるかもしれませんと。そんな時は一緒に考えましょう。そして一緒に歩んで行きましょう。いつか花咲くその日に向けて。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。