デイケアでは先月末、あらかわ遊園に行ってきました。あらかわ遊園は荒川区が運営しており、大正11年(!)に開園したという歴史のある遊園地です。現在のようなスタイルになったのは平成3年のリニューアル以降とのことですが、そこからにしても歴史を感じます。荒川区周辺にお住まいの方々にはとても馴染み深いところですが、小さいころに行ったきりという声がたくさんありました。また、あべクリニックのデイケアの外出で行くこともかなりご無沙汰で、入園したのは初めてというスタッフも多くいました。
日暮里からは、舎人ライナーと都電荒川線を乗り継いで行きました。荒川遊園地前駅から歩く道すがら、ぽかぽか陽気に猫がくつろいでいたり、桜のつぼみがふくらんでいたりと春の訪れを感じます。園内では、観覧車やコーヒーカップなどのアトラクションではしゃいだり、釣りに挑戦したり、ふれあい広場で動物に触れたりと、みなさん童心に帰ってそれぞれたのしみました。利用料も少額のため、つい次のものにと足が動いてしまいます。小さな遊園地のため時間を持てあましてしまうかな、と思いつつ、気がつくとあっと言う間に集合時間になっていました。
地域にある小さな遊園地というと子ども向けの印象が強く、つい大型遊園地と比べてしまいがちですが、やはり長らく愛されてきた理由があるものです。また季節をかえて行ってみたいものです。