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うつ病の診断

精神科では病気の診断に診断基準というものが用いられています。アメリカ精神医学会によるDSMというものやWHO(世界保健機関)のICDといったものです。
平易にいうと、診断基準に記載されている症状がどの程度あるかを医師が判断して、病名をつけるといったものです。しかし最近では脳機能画像データの解析や人工知能によるデータ解析の技術が向上していて、広島大学の研究をはじめとして客観的な診断方法の開発が進みつつあります。
主観的な医師の診断と客観的な脳画像や血液検査データ、人工知能などの診断とを組み合わせて治療を行う未来も遠くないように思います。