苦手なものが変化する瞬間は?

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2月に入り立春が過ぎました。
暦の上では春ですが、まだ厳しい寒さが続いています。ふきのとうをちらほら八百屋で見かけるようになりました。天ぷらにしたり、味噌で練り合わせて蕗味噌にして食べますが、あの香りと苦みは私にとってはとても美味しく感じます。

幼い頃や学生時代は美味しいとは思わず、ただ苦くてまずいものと思いました。成人した後くらいだと思いますが、味覚の変化が起きました。子供の頃は苦手だったのに大人になると美味しく感じる食べ物って、どんなものでどれくらいあるのでしょう。知人何人かに聞いたところ、同じような経験をした方が多かったです。ピーマン、ゴーヤ、ホヤ、ウニ、レバーなどを挙げてくれました。

感覚は一定ではなく変化しているのだと思います。実際に脳や舌(味蕾)でどんなことが起きているかまではわかりませんが、成長の過程で嗜好の変化や強化が起きているのでしょうね。