新年明けましておめでとうございます

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新年明けましておめでとうございます。昨年は、大変お世話になりました。こうして新しい年を迎えられるのも、皆様のおかげと本当に感謝しております。昨年は、3月の震災以降本当にいろいろなことがありました。いまだに多くの方々が震災の影響で、大変な生活を余儀なくされていると聞きます。重ねてお見舞い申し上げたいと思います。

こうして新年が明けてみると、今年は特に明るい前進の年にしたいとの決意が新たになります。考えてみると、何かに区切りがあるということは有意義なのだと思います。本来は12月31日と元旦で特に何が変わったということはないはずで、ただ一日が経っただけなのですが、新しい年を迎えただけで何か気持ちを新たにしようとか、少しは日々の生活を改善しようとかといった気持になるのが不思議です。毎年この時期には、何か目標や計画を考えるので、懲りずにまた宣言してみたいと思います。
まずは外来部門です。昨年は、西條先生の退職や原先生の休職、北村先生の退職もありました。また内田先生に勤務日を増やしてもらったり、織田先生に診療をお願いしたりと変化の多い一年でした。大変な時期もありましたが、何とか乗り切れたのも皆さんのご協力のおかげと感謝しております。今年は、診療担当医師の交代の予定もなく、多くの患者さんに安定した環境の中で、より充実した診療を目指していきたいと思っています。「より少ない薬物量で最大の効果を」をモットーに、今年もさらに外来機能を充実させるべく努力していきます。

デイケアも同様です。昨年はスタッフの交代も若干ありました。高橋さんや宇田さん、神谷さん、坂井麻里子さん、坂井路子さんという新しい方が我々の仲間に加わっていただきました。いずれの方も多才で、すでに大きな力を発揮していただいています。今年のさらなるデイケアの活動の充実が楽しみです。また、4月からの新しいスタッフも内定しています。以前当院に勤務されていた方です。ご存知の方も多いと思いますが、まだ先のお楽しみということでここでは名前を伏せておきます。

昨年特筆すべきことは、リワークデイケアの活動がより活発となったことです。多くの卒業生が旅立っていきました。多くの方々が社会復帰されまた会社で活躍されています。今年もますます復職支援の重要性が増してくると思います。私を含め職員一同さらなる研鑽を積み、より多くの卒業生を送り出せるように努力していきたいと思っています。私自身も今まで以上にリワークデイケアのプログラムに参加し、よりメンバーとのふれあいを増やしていきたいと思っています。

カウンセリング部門もより発展させていきたいと思っています。従来の個人カウンセリングはもとより、認知行動療法や発達障害の患者さんへのカウンセリングなどの取り組みをより進化させていきたいと思っています。

個人的には、今年こそデイケアのプログラムでギターの弾き語りを披露したいと思っています。つい練習をさぼりがちになってしまいますが、一日一回はギターと触れ合うことを目標にします。またテニスも対外試合には一回は出場し、最低1勝はしたいと思っています(あまり大きな目標ではありませんね)。

こうして振り返ってみると、昨年は日本全体はもとより当クリニックにも大きな変化があった年でした。今年は昨年に比べれば、より安定した診療や活動ができるのではと思っています。そういった意味では今年は診療内容をより充実させることができると思っています。今年は皆様にとっても当院にとっても明るく飛躍の年としたいものです。本年もどうかよろしくお願いいたします。