Q. リワークデイケアってなに?
精神科デイケアのなかで、社会復帰=仕事への復帰(復職)を第一の目的としたデイケアです。
利用目的や目標が人によってまちまちである一般デイケアに対し、リワークデイケアでは同じ方向を目指して活動していることに特徴があります。
精神科デイケアのなかで、社会復帰=仕事への復帰(復職)を第一の目的としたデイケアです。
利用目的や目標が人によってまちまちである一般デイケアに対し、リワークデイケアでは同じ方向を目指して活動していることに特徴があります。
あべクリニックでは、ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)による外来相談を行っています。
精神科の通院は1度2度で終結するものではなく、中長期的に継続して通院していただく必要があることがほとんどです。
定期的な通院のための医療費負担を考えたとき、症状が長期化して日常生活が困難となったときなど、通院にあたってはさまざまなお悩みが出てくるものと思います。
そうしたときに、お話しを伺いながら医療制度や福祉制度のご紹介をさせていただく場が、ソーシャルワーカーによる外来相談です。
クリニックの外来通院では、主治医による精神療法やカウンセラーによる心理療法(カウンセリング)など対話を通したものと、症状を緩和させるための処方による薬物療法が中心となります。
どの療法が適しているかは病気の種類や症状によっても異なりますし、効果がみられるまでの期間も個人差があります。
また、外来通院を継続していくなかでは、ほかの診療科と同じく、すみやかで確実に治療を行うために入院が必要になることがあります。
ひとは誰でも感じ方や考え方に「くせ」を持っています。
何かのできごとが起きたときや誰かに何かを言われたとき、話をしたり行動をしたりしようとするときなど「ものごとを認識する」場面では、だいたい誰でも自分の「くせ」が働いています。
「くせ」が自分にとっても周囲にとってもプラスの方向に働いており、適切に認識できているときは特に問題にはなりませんが、それがマイナスの方向に働いてしまっているとき、わたしたちは不安やいらいら、もどかしさや落ち込みなどを感じ、心に負担となるストレスを抱いてしまいます。
ストレスが多くなると「くせ」はどんどん悪いほうへ変化してしまい、ますます、適切に「ものごとを認識する」ことが困難になっていってしまうのです。
そこで、「ものごとを認識する」ときの自分の「くせ」を知り、それをコントロールしていく方法を学んでストレスを減らしていこう、とするのが、認知行動療法です。
精神科デイケアは「病院と社会のあいだの位置にあるリハビリテーションの場」と言われています。
精神科領域の病気、症状は、外来に通院して処方されたお薬を服用すればすっかりなくなる、というものとは言い切れません。
たとえば、上手く眠れないうちに昼夜逆転してしまったあと、お薬で寝つきのよさは改善しても、生活リズムの乱れがなかなかなおせないことがあります。
そのうちに人との関わりが少なくなってしまい、誰かと話すことに不安を持ってしまうこともあります。
以前できていたことができなくなることは自信の喪失につながりますし、そのために再び症状が悪化することもあるのです。