学生時代に50m走をしたり、踏み台昇降運動などの体力測定をした方は多いのではないでしょうか。
あべクリニックの運動療法では、体力測定を定期的に行います。
目的としてはいくつかあると思いますが、主な点は以下の通りです。
体力改善の指標のひとつとして、
もうひとつは現状の体力を把握することによって、精神面・身体面の調子と相談し今後どのような負荷をかけていったらよいかを知るためです。
例えば、「全身持久力」を測定しますが、その指標には推定最大酸素摂取量を用います。実際にその数値を測定しようとすると、専門的なガス分析器が必要になってきます。
もう少し簡便な方法で測定を行うのですが、当院では心拍数と負荷の関係から最大酸素摂取量を推定する方法を用いています。
具体的には、自転車エルゴメータ、わかりやすくいうとエアロバイクをこぎます。
一定時間が立つと、負荷が上がってペダルが重くなるのです。
どこまで漕ぎ続けることができるのかを自転車に内蔵されたテストのシステムで今の持久力のレベルがどの程度なのか判定をします。