梅雨と「コロナうつ」

こんにちは、院長の阿部哲夫です。
梅雨ですね。この時期の楽しみは、アジサイの花とカタツムリと夏至くらいですね。今年の夏至は、6月21日でした。つまり今は、一年で最も日照時間が長い時期です。ただし晴れていればの話ですが。今年は窓の締め切りもできないので、例年よりも過ごしにくい梅雨です。なんとか、少しでも早く梅雨が明けてくれないかと祈る毎日です。

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スタッフ紹介

皆さま、こんにちは。
4月から、あべクリニックで働き始めました、看護師の池島と申します。以前は神経内科・整形外科の病棟で働いていました。精神科で働くのは初めてで、先輩方やメンバーさんに助けていただきながら、毎日楽しく励んでおります。
さて、スタッフさんやメンバーさんのお話を聞いていると、猫を飼われている方や猫好きな方が沢山いらっしゃる気がします。私も猫は好きです。

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快進撃

将棋の藤井七段の快進撃が止まりません。最年少タイトル挑戦だけに留まらず、2つのタイトル戦で今の所すべて勝利しています。タイトル戦のような長時間の将棋においては、読みの深さの差が顕著に現れますが、素人目に見ても他の棋士より深い読みができるように見受けられます。第一報では金が守備を放棄して斜めに上がった手が話題になりましたが、その後の△3一銀が最強ソフトが6億通りの読みを入れたときに初めて現れる最善手と言われています。空恐ろしくなるのは、金が上がった段階で、この3一銀が想定されていたのかもしれない、というところです。今後も快進撃が続きそうな予感がします。

©Nariho Matsuma

「今月の絵。これは何でしょうか?」(正解は9月号で)」
(5月号の答え:ふくろう)

新しい生活様式

こんにちは。院長の阿部哲夫です。 
コロナ禍にて、健康面や経済面などさまざまな被害を受けた方々も多いかと思います。お見舞い申し上げます。
過ごしやすかった春の陽気から、梅雨が迫ってきています。梅雨は、あまり好きな季節ではありません。毎年この時期をいかに乗り切るか工夫をしているのですが、なかなかこれはという方法に巡り合っていません。ただでさえ自粛で外出が減ってしまうことも多く、天候がすぐれないとどこにも行けません。室内の外出先もまだ閉館していたりで、家で音楽を聴いたり、読書で過ごすしかないのでしょうか?

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スタッフ紹介

皆さんこんにちは。3月から入職しました看護師の西山です。これまでは手術室で勤務した後、精神科病院の女性専門閉鎖病棟で勤務していました。こちらに勤務してからは皆さんに助けられたり、学ばせていただいたり、癒されたりしている毎日です。いつもありがとうございます!
近頃は皆さんもコロナにより色んなことを制限されていませんでしょうか。私はこの季節、根津のつつじ祭りや亀戸の藤祭り、西ヶ原の薔薇園を毎年楽しみにしていました。今年は人々に見られることなくお花が枯れてしまうと思うと悲しいですね。今年はお花も好きな観劇も…色々なことがおあずけですが、その分出来るときがとっても楽しみです。

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ころばん体操

荒川区と東京都立大学とが共同開発した『荒川ころばん体操』をご存じでしょうか。荒川区民の方には、私たちより詳しく、経験豊富な方も多いかもしれません。

若い人にとってももちろんそうですが、特に高齢になると、転倒することが重大なリスクとなりかねません。転倒によって骨折をしてしまい、そのまま寝たきりになってしまう。寝たきりになるほどの大けがではなかったものの、転倒することが怖くて外出しなくなり、他者と関わる機会がなくなってしまう。そのうちに身体機能も認知機能も低下してしまう…。そうした悪循環を生まないためにも、きっかけになる転倒を予防していくことが大切です。

『荒川ころばん体操』は、転倒を予防することを目的とした体操です。転倒⇒転ばない⇒ころばん…ということで、足腰の筋力と柔軟性を高め、バランス能力を向上させることで、転倒防止を目指します。立った状態で行うもの、椅子を支えに行うもの、椅子に座った状態で行うものなどが組み合わされており、足腰のいろいろな部位を刺激することができます。体操中には歌を歌う(声を出す)部分もあり、手足の組み合わせ運動で脳も刺激されます。18分間の体操ですが、音楽に合わせて楽しく運動することができるものです。

あべクリニックのデイケアでは、以前はものわすれ予防プログラムの中で実施してきましたが、現在はすべてのデイケアメンバー向けに実施しています。足腰を強化することは、転倒防止に役立つだけでなく、基礎代謝が向上する、体温が上がり免疫力が向上する、疲れにくくけがをしにくくなるなどのメリットがあります。気軽に取り組める『ころばん体操』から、ぜひみなさんも挑戦してみてください。

思考と呼吸

コロナ禍の中、皆様いかがおすごしでしょうか?コロナ対策をして今までよりも日常生活のやることが増えたり、仕事上でやらなくてはいけない方たちは日中業務に加えてコロナに関する対策をしなくてはいけなかったりする方もいれば、テレワークになり、自宅で過ごすために活動量が減った方もいると思います。不安や心配、怖さ、うつなどの気分の低下を感じたりすることはありませんか。
気分の低下があった時に、将来の最悪なシナリオを予測しやすくなったり、過去のうまくいかなかった、または傷ついた出来事が思い出されたりし、それについて考えやすくなります。そうするとうまくいっていた時のことや、うまくいかない状況から抜け出そうとするにはどうしたらよいかといった視点に目が行きにくくなります。さらには行動のパフォーマンスを下げてしまうといった結果を招きます。現在に注意を向けつづけて、自分の考えと距離をとりつつも観察しながら、気分の低下がおさまってくるのを待ってみてはいかがでしょうか。今やれそうなこと、自分の呼吸に集中することからでもいいかもしれません。

ゴールデンウィークですね。

こんにちは。院長の阿部哲夫です。
いよいよゴールデンウィークが終わりました。これから梅雨にかけて、一年を通じて最もいい季節です。熱くなく寒くなく、ハナミズキの花が満開で本当にきれいです。周囲を見渡すと本当に平和です。家にこもってテレビさえ見なければ、のどかな春の風のすがすがしさを感じることができます。

Photo by TOMOKO UJI on Unsplash

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スタッフ紹介

はじめまして。
1月より入職しました事務の奥と申します。
医療事務のお仕事はほぼ未経験に近く、至らないところも多く皆様にもご迷惑をおかけしてしまってますが、日々勉強し成長していけたらと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
自己紹介ということで、私の好きなことについて書きます。

Photo by Christiana Rivers on Unsplash

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コロナウィルス対策

連日、新型コロナウィルスの話題でお疲れの方も多いかと思います。デイケアニュースを、と思いましたが、外出プログラムや料理プログラムの中止など、明るい話題を探すのが難しい状況となっております。

Photo by Nariho Matsuma

「今月の絵。これは何という生き物でしょうか?」(正解は7月号で)」

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草の葉

外出自粛要請が続いており、めっきり自宅にいることが長くなりました。動きを制限されるという経験が今までなかったのでストレスフルですが、少しずつ慣れてきました。いつもより読書をするようになったり、昔のノートを見返したりして、身の回りを見つめ直す時間が増えてきました。室内観葉植物も以前より増え、特に昨年から育てている白神ブナを愛でています。「たった一枚の草の葉も、天空を渡る星に劣りはしない」とウォルト・ホイットマンが書いたように、小さな変化を見つめることが心地よく感じられます。大げさですが、ゼロからの思考を始めるきっかけになっています。