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落語

デイケアでは先月22日、恒例の落語の会が開催されました。演者には立川談奈(たてかわだんな)さんをお招きし、今年で4年目になります。毎年、30分ほどの演目を2本立てで演じていただいています。今回は、ちょっと変わった家に住む男とちょっと間抜けでちょっと情に厚い?泥棒が織り成す「だくだく」と、奉公に出た少年が3年ぶりに実家へ帰る「薮入り」の2本でした。

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師走になりました。東京で初氷が観測されました。

最近、テレビや演芸場などで何度か落語を観る機会がありました。落語をはじめるときに、同じようなことを話してから本題に入るのを聴いて、それを知人に質問してみたところ、落語の「枕」と言うそうです。
昔の風俗のことや説明したり、現在ではあまりなじみの言葉を解説してくれたりします。説明をすることで本題のネタ(演題)も理解しやすくなります。その枕の部分で笑いをとってみて、その場の盛り上がり具合を確認してから話し方や内容を調整しているそうです。

ただ面白おかしく話をしようとしているだけではなく、わかりやすいような工夫を提供したり、場をしっかり観察しながらお話するんですね。落語の中身もそうですが、その「さりげなさ」に惹かれました。