デイケアでは先月の23日にフラワーアレンジメントのプログラムが開かれました。月１回開催されます。今回でちょうど４年めに入ります。参加者も増えて皆回を重ねるごとにお花の飾り付け方を工夫したり、全体のバランス感覚などを考えたりと作品づくりに慣れてきているようです。

今月のお花はひまわりを中心とした構成になりました。ある患者さんの作った夏らしく暑い日差しに向かって咲いているような大胆なデザインの作品を写真に採用させていただきました。

花を水をたっぷり浸したオアシスと呼ばれる花台に刺すだけという簡易さから皆にとてもうけています。また、見栄えや全体のバランスをアレンジすることでアートとしてのデザインも追求することができるという点もうけているひとつの点であると思います。

さらに、プログラムが終わった後は出来た作品を持ち帰ることができます。完成品は家の玄関や自室に置ける手頃なサイズです。男性からも女性からも自宅にひとつお花があることで気持ちがずいぶんと違うという感想がよくきかれます。

取っつきやすさとアレンジメントしていく充実感、完成したあとの満足感がこのプログラムが人気を支えている理由なのかなと思いました。