梅雨ですね

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こんにちは。院長の阿部哲夫です。
今年は、早くから入梅し毎日うっとうしい天気が続いていますね。あと1ヶ月以上もこのような天候が続くかと思うと憂鬱です。私は、気分が天候に左右されやすいので、この時期は軽いうつ状態になりやすく、毎年今年こそは無事に乗り切ろうと思っても果たせないでいます。今年もすでに、何日かは体がだるく憂鬱な日々を経験しました。

3月の地震から、早くもというべきかようやくというべきなのか、3ヶ月がたちました。被災者の方々はいまだに多くの不便や苦痛を生活の中で強いられていると聞きます。また、何人かの知人や患者さんたちから被災地の状況を聞くにつけ、本当に未曾有の大災害だったのだなと再確認させられます。木曜担当の北村医師も、ボランティアに参加されてきたようです。現地の状況をまたじっくり聴いてみたいと思っています。

当院のほうは、6月に入りようやく落ち着きを取り戻してきました。外来診療もデイケアのほうも、地震前の状態に戻り、日常的なものになってきていると思います。地震直後は計画停電や、電車の間引き運転もあり、通院にもご不便を感じた方も大勢いらっしゃったと思います。こうした不便にもかかわらずいつもどおり通院してくださった患者さん方には本当に感謝したいと思います。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。

しかし、一難去ってまた一難とはこのことで、長年火曜日と土曜日の担当をしていただいていた、原恵利子先生が急に体調を崩され休診となってしまいました。原先生には本当に、大勢の患者さんを担当していただいていたので、急なことで対応に追われています。また、原先生担当の患者様には、多大なご迷惑をお掛けし申し訳ありません。原先生の休診は、すこし長くなりそうなのですが、復帰可能となりましたらご連絡いたしますので、しばらくお待ちください。その際は、当院のホームページと外来インフォメーションボードでお知らせいたします。当面は、内田教授、北村医師と私で担当させていただきます。よろしくお願いいたします。

これから、本格的な夏です。気温も上昇し、暑苦しい日が待っております。しかし、今年は節電を余儀なくされます。医療機関は対象外なのですが、できるだけの範囲で協力していきたいと考えております。エアコンに関しては、設定温度を高めにして空調をつけようと思っています。このために、扇風機を購入しました。また、衣服を冷やすスプレーを購入するなどの対策も考えております。暑いなか、待ち時間も長くなるとイライラすることもあるかと思います。本当に申し訳ありません。また、私も少々ラフにポロシャツや半袖シャツなどで診察し、お見苦しいこともあるかもしれません。さすがに短パンで診察しませんのでご安心ください。大変申し訳ありませんが、現在の状況をお察しいただき、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

2011年・平成23年は、忘れられない年になると思います。皆様それぞれに、乗り越えられないようなつらい別れや悲しみ、苦しみがあったと思います。しかし、何年後かに振り返って、あの年は本当に大変だったけど、あの年があったから、そしてあの年を乗り越えられたから今があると、振り返られるとよいなと思っています。