デイケアでは、先月12月20日に恒例のクリスマス会が行われました。昨年からエントリー制を導入し、プレゼントについても具体的な商品名を聞くのではなく、「リラックス」や「おもしろグッズ」など、ほしい分野の希望に沿ったプレゼントをスタッフが選ぶようになりました。受け取るものが予想できないので、ワクワク感が増すのではないか、というねらいがあります。
午前中は、アロマや、コサージュ、クリスマスカードなどを作るワークショップが行われ、自由に参加する形式をとりました。参加自由ではありましたが、たくさんの方が思い思いのものを作ってくださいました。
昼食は、ケンタッキーフライドチキンのランチセットと、いつものように楳澤シェフが中心となって、美味しいローストビーフやポトフが用意され、かなりボリューミーなランチだったのではないでしょうか。
午後のレクリエーションは、「怪盗Xからの挑戦状 〜正体をつきとめろ〜」と題して、5つのブースに分かれたミニゲームをクリアしながらヒントを集め、怪盗Xの正体を当てる、というものでした。怪盗Xは、人に限らず物も含むのですが、4,5人でチームとなり、相談したり、ときには息を合わせてパフォーマンスをしたりしながら、皆さん懸命にヒントカードを集めていました。幸い皆さん答えに行き着けましたが、ヒントカードの数によって順位が付き、1位のチームには豪華賞品のプレゼントとなりました。
締めはやはり、これも恒例のサンタクロース(どなかかはご存知と思います)が登場となり、プレゼントの配布となりました。
楽しむだけのイベントのようですが、チームを組んで話し合うことで、普段話すことのない方々との交流が生まれたりもします。これは精神科リハビリにとって良いことのように思えます。楽しみながら、来年もぜひご参加ください。