毎年恒例となっている荒川区のスポーツ交流会に今年も参加してきました。荒川区が主催となって、荒川区内の精神科クリニックや就労支援事業所などを利用している精神障害者の方々の交流を目的に行われています。全8チームが参加し、ソフトバレーボールの試合を通してチーム内外の交流を深めています。
毎年恒例ではあるものの、交流会の雰囲気はその年によって異なります。全体の参加人数が多く応援団も大盛り上がりのときもあれば、少数精鋭!という様子で試合に打ち込んでいるときもあります。今年はさまざまな理由からお休みをされたメンバーがいるチームが多かったようで、規定人数を割ってしまう試合もありました。
しかし、他チームの人数不足をおぎなうためにサポートとして参加してくれたメンバーがおり、試合は決行されました。自分のチームの試合にも出て、他チームのサポート試合にも出るというのは大変なことですが、こころよく引き受けてくれていました。人数不足のチームも無事試合ができたことに安心しよろこんでいらっしゃるようでした。ただの大会、ただの試合ではなく、交流会ならではの様子に、見ているこちらもあたたかな気持ちになりました。
あべクリニックデイケアチームは2戦2勝。決勝戦で惜しくも敗れましたが、今年もお互いを励ましあいながら、よい試合ができたように思います。メンバー全員が集まって細かく作戦を練って具体的なアイデアを出し合っている姿が印象的でした。