阿部先生からもご紹介のあった11月の講演会イベントについて、少し詳しくお話しさせていただきます。あべクリニックが認知症疾患医療センターに指定されて1年が経ちました。

物忘れ外来の患者さまも増え、ものわすれ予防プログラム『碧空（あおぞら）』のメンバーも定期参加される方が多くなり、認知症への理解・関心の高まりを感じています。そこで、荒川区における認知症への理解・関心をさらに深めていくため、荒川区と当院とでイベントを開催することとなりました。

あらかわ認知症サポーター1万人プロジェクト『Together　認知症について考えよう、大切な人のために』と銘打たれたイベントで、来月11月27日（日）に開催されます。

洋画家の城戸真亜子さんからはご自身の介護経験をもとにした講演を、首都大学東京の教授の繁田雅弘さんからは『認知症について知ってほしいこと 自分のため、そして、家族のために』という講演をしていただきます。阿部先生は、認知症疾患医療センターについてのお話をいたします。そうした講演に加え、認知症サポーター劇団の「あら笑座」による寸劇や脳トレ体験もありますので、たのしみながら知識をつけることができるイベントとなっています。

プログラム全てにご参加いただいた方は認知症サポーター（認知症を正しく理解し、当事者や家族を温かく見守る応援者）として認定されます。修了の証として、オレンジリングをお渡しする予定です。参加は無料・予約不要となっておりますので、ぜひお気軽にお越しください。院内でもポスター掲示やチラシの配布をしております。たくさんの方に参加していただき、認知症サポーターの輪が広がっていくことを期待しています。

『Together　認知症について考えよう、大切な人のために』
日時：11月27日（日）13時～16時30分（12時30分開場）
会場：サンパール荒川 大ホール
対象：荒川区在住・在勤・在学の方　定員　900名（予約不要）