こんにちは。院長の阿部哲夫です。
遅い梅雨明けでしたが、本格的な夏です。確かに暑い毎日ですが、汗をかくことや強い日差しは好きなので、今のところは苦になっていません。今月末ごろには、夏バテで「ぐでたま」のようになっていると思いますが、睡眠を十分にとり何とか乗り切れればと思っています。
いよいよ、リオのオリンピックが開幕します。地球の裏側なので、きっと寝不足の日々が続くのではないでしょうか。仕事もあるので無理してリアルタイムでは見ないようにしようと思っていますが、誘惑に勝てるかちょっと自信がありません。リオの選手たちも、競技中のミスは許されないと思いますが、われわれも同じです。毎日の仕事には万全の体調で臨むことが必要だと思っています。
正直、若い時は、前日に夜更かしをしても、翌日の仕事は苦ではありませんでしたし、パフォーマンスを落とすことなく仕事もできていたと思います。しかし、最近は少し体力の低下を感じています。このため、仕事が翌日にある日は深酒はさけていますし、睡眠も十分にとるように心がけています。皆さんも、オリンピック観戦も生活のリズムを崩さない程度で程々にされることをお勧めします。
最近の話題は、都知事選挙とポケモンGOでしょうか。都知事選挙は、政策に大きな差がなかったにもかかわらず、ドラマティックな展開で盛り上がっているように思えました。今後は、公約がきちんと実行されるのかしっかりとみていきたいと思っています。ポケモンGOは、賛否両論あるようです。ゲームに夢中になるあまりに、交通事故につながったり、不法侵入してしまったりと弊害も報じられています。
これは、ゲームの面白さもあるのかもしれませんが、基本的にはプレイヤーのモラルの問題でしょう。冷静に考えれば、ゲームのために高速道路を歩くのはどう考えても非常識です。運転中にゲームをするのも言われなくても自明のことです。ポケモンを捕まえようとして、自分が捕まってしまってはシャレにもなりません。
しかし、問題なのはゲーム自体ではなく、ゲームで結果を出すことが何よりも優先すると考える人がいることです。このゲームによって、こうした非常識な人自体が増えるなら大問題ですが、そうではないのでしょう。むかしから、ギャンブルや酒に依存して身上をつぶす人がいたのと同様に、物事の優先順位が付けられずにゲームに走ってしまう人がいるということだけなのではないでしょうか。これは、一種の依存ととらえると分かりやすいと思います。適度にゲームを楽しみ、外出する機会にしたり、ちょっとした息抜きとして利用して生活に彩りをそえることができれば、ポケモンGOも決して悪者ではないはずです。実際、うつ状態だったのが、ポケモンGOという楽しみができて生活に張りが出てきたという人もいました。
その一方、ゲーム至上になってしまい、生活自体がゲームのために存在するようになってしまっている人もいると思います。こうした依存は、脳機能の異常から起こる場合もあり、もともと依存傾向の強い人には、このゲームは危険なのかもしれません。ポケモンGOに夢中になるあまりに熱中症で亡くなるといったことがないことを願うばかりです。やはり、物事はすべてほどほどが肝心です。ポケモンGOもオリンピックもほとほどに楽しみたいものです。