みなさんこんにちは。看護師の久保田です。今回は、担当しているアロマプログラムについてご紹介したいと思います。
アロマプログラムでは、その季節に起こりがちな身体の不調を穏やかにさせる作用のあるハーブティーや、精油の紹介、精油を使用するにあたっての注意事項や、アロマレシピを紹介しています。
前回プログラムがあったのは1月。冷たい風が身体を冷やし、空気も乾燥して肌を乾燥させてしまう時期であるため、体をあたためて気分をリフレッシュさせるハーブを取り入れました。
プログラムの最初は、いつもハーブティーを飲むことから始まります。今回は、爽やかな香りがするレモンバームティーを飲みました。レモンバームは甘い味で、レモンに似た香りがします。レモンからではなく、違う種類の植物の葉からこのお茶が出来ることを紹介すると、皆さん驚きながらも美味しいと飲んでいました。
ハーブティーを飲んでリラックスしたところで、マンダリンの精油で香り付けしたバスソルトを作りました。今回バスソルトには、ヒマラヤ産のピンク色の岩塩を使用しました。ヒマラヤの岩塩には体を温める効果や保湿効果が高いですが、見た目も非常にきれいです。その岩塩に、幸福感を与えると言われる、オレンジ色のマンダリンの精油をふりかけて混ぜると、岩塩のピンク色とオレンジ色が混ざり、オレンジピンク色のバスソルトになります。プログラムをしている部屋中には、柑橘系の爽やかな香りがいっぱいに広がり、皆さんの表情も笑顔になりました。
体を温めるきれいなバスソルトが出来上がったところで、最後に足のむくみを和らげる作用がある、サイプレスの精油を使用したマッサージオイルを作り、冷え対策のアロマは完成です。
このような感じで、アロマプログラムの時間は、皆さんとのんびりとハーブの香りに癒され過ごしています。薬のような効果はないですが、精油の中には自然の優しさがたくさん詰まっています。プログラムの中で、皆さんとその優しさを、楽しみながら共有できればと思います。