芸術の秋も深まった先月25日、デイケアでは毎年恒例のFunFun祭りが開かれました。デイケアの文化祭のようなもので、一年間のプログラムの成果が示される日です。展示部門とパフォーマンス部門とがあり、どちらもそれぞれ見ごたえ満点。

あべクリニックのデイケアでは、習字やコラージュ、ぬりえ、鉛筆画、アートアワー、ポエムなど、芸術・創作系プログラムが多数あります。手と創造力とを活用して仕上げられる作品は、テーマが同じものでも全く異なる雰囲気を持っており、一人ひとりの個性が強く表れます。

このように紙に描きだすものだけでなく、フラワーアレンジメントやビーズ、手芸などの作品発表もありますし、プログラムで作ったものではなく各自が自宅でこつこつ制作してきた趣味をアピールできるのも、展示部門の見どころのひとつです。

パフォーマンス部門は文字通り、みんなの前でパフォーマンスを披露します。プログラムとして日ごろ練習しているボイストレーニングや手話、ミュージックアワーは一年の集大成として発表をします。個人でもエントリーでき、漫才や楽器演奏など普段のデイケアではみられない一面をみることもできました。阿部先生、内田先生もステージに上がり、診察室で会うのとはまた違った表情、雰囲気をみせていただけました。

展示部門は表彰もあり、阿部先生から賞状を受け取ってうれしそうにしている笑顔もみられました。これからもみなさんの個性あふれる作品がみられることを期待しています。