はじめまして。昨年秋から心理職として勤務しております徳永と申します。外来にてカウンセリングを担当しております。母子保健や教育相談の現場などでも幅広く働いてまいりました。どうかよろしくお願い申し上げます。
自己紹介として最近はじめた趣味のお話をさせていただこうかと思います。1年前にふと思い立って近所の公民館で茶道を習い始めました。若いころに経験があるという方は多いのですが、私は全くの初心者からです。もともと下町育ちのわさわさした性格で、ジャズやゴスペルを歌ったり聞いたりするのが趣味だったのに、なぜかひょんなことで始めてしまいました。月に一・二回通うだけですのでカメの歩みです。
お茶室にお稽古に入りますと、日常の雑然とした我が家の散らかりようとは全く別世界、先生と同席の先輩方にひとつひとつ動作を教えてもらうも緊張すると右と言われて左と間違える始末で情けなく思ったり恐縮したりしながら習っています。でも季節の和菓子をいただきお茶を飲むと、ただただ美味しいのでただただ幸せになります。<おいしい>の力は大きいかな。お抹茶の味とともに、幼いころ夏休みに行った田舎のお座敷で大人たちがお茶を回し飲みしていたのを、地平線まで続く田んぼの風景と一緒に思い出したりします。
人生ことを始めるに遅すぎるときはない、が私のひそかなモットーです。少しずつでも積み上げていけるといいなあと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。