こんにちは。心理士の赤川です。突然ですが、みなさん、キノコはお好きですか?苦手な方もいらっしゃると思いますが、私はキノコが大好きです。昔から食卓にキノコがあがるとテンションがあがる、ちょっと変わった(?)子どもでした(笑)。
そんな訳で、キノコ狩りをして、キノコづくしのごはんを食べる、という夢のような体験を一度してみたかったのですが、先日ついに、それが叶いました!
長野で、地元の山とキノコを知り尽くした名人に案内していただき、森の奥までキノコを求めて、まさに道なき道を進んで行きました。何の目印も道もない(ように思える)のに、よくぞ迷子にならないものだと感心するばかり…。歩き慣れない山道を、腰の高さまである草をかき分けながら付いて行くのは、なかなか大変で、全身の運動になりました。
でも、どこにあるかわからないキノコを探して歩くのは宝探しの様で、ワクワクする体験でした。オトナになると、こういう”ワクワク”を感じる機会は貴重ではないでしょうか。そうして、キノコを発見した時は本当に感激しました。
今回、たくさんのキノコが採れた事も収穫でしたが、森の中を歩く気持ち良さ、それによって元気になる感じを味わえた事も大きな収穫でした。
私を案内してくれた方も「3週間に一度森に入っていれば、元気でいられる」とおっしゃっていました。
今回知ったのですが、このような森林の持つ癒し効果を科学的に解明し、心身の健康に活かそうとする「森林セラピー」という取り組みがあるそうです。「森林浴」という言葉はよく耳にすると思いますが、そこから一歩進んだ取り組みのようです。森の癒し効果を得る基本的な方法は五感を働かせることだそうです。例えば、鳥の鳴き声や水の流れる音を聴く、森の風景を見る、木の幹に触れる、ヒノキなどの匂いを嗅ぐ、キノコを食べる、、五つの感覚を使って森のパワーをもらう。みなさんも試してみてはいかがでしょうか?