ミュージックアワー

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デイケアにはいくつかの音楽プログラムがあります。ボイストレーニングや手話の他に、今回紹介する「ミュージックアワー」のがあり、毎週火曜日のナイトケアの時間に実施しています。日本のポップスを中心に希望が多かった曲を取り上げて、楽器と歌をメンバーさんたちが中心となって練習しています。

機関誌MH1410

今までの練習曲は、ウルフルズの「明日があるさ」やスピッツの「チェリー」など全てあわせると、10曲を超えます。その中からメンバーさんがリクエストした曲を楽器隊が演奏し、マイクを握りたいひとは皆の前に出て歌います。

今年は4つの新曲が加わりました。スガシカオの「夜空ノムコウ」、Bump of chickenの「グングニル」、JUDY AND MARYの「Over Drive」、斉藤和義の「やさしくなりたい」と曲調もさまざまです。

毎年11月にファンファン祭りといって当院デイケアの文化祭があり、そこは練習してきた成果の発表の場になります。今月は発表を意識しながら練習をしていて、緊張感がある日もありますが、ひとりが笑顔で踊りながら歌い出すと、少しずつ雰囲気が盛り上がってきて、緊張がほぐれた様子もみられます。
また以前はマイクを握ることに抵抗があった方も、最近は誰かと一緒に前にでて歌っている姿もみられました。

昨年までは歌唱や楽器演奏が難しかったなどの理由で、途中で断念した曲もありましたが、今年は挙がった候補全てに取り組み、全体的にまとまってきていてファンファン祭りが楽しみです。