こんにちは。院長の阿部哲夫です。
5月の連休が終わり、とうとう梅雨入りしてしまいました。梅雨入りした途端の雨で気分もじめじめとしてきてしまいます。季節の好き嫌いはない方ですが、どうも梅雨は苦手です。なんとかこの季節を、楽しく過ごせないかと毎年工夫するのですが、なかなかうまく行ったためしがありません。皆さんはこの季節を乗り越えるための工夫になにか妙案はありますか?
最近、人間ドックをうけました。予想通りメタボリックシンドロームの宣告を受け、肥満と内臓脂肪過多、脂肪肝と中年男性の典型的な所見でした。しかし、がんなどの悪性腫瘍や狭心症などの深刻な病気はなく、一安心しました。こうした所見は自分では分かっていても、やはりお医者さんから宣告されると、不思議と何か対策をしなくてはという気になるものです。別に自分を信じていないわけではありませんが、首から下の病気は専門外なので、やはり専門の身体科の先生の言葉は心に響いたのだと思います。
こうした点では、私は単純なので早速腹筋のトレーニングマシンとダンベルを購入しました。本来は脂肪を燃焼させるには有酸素運動が有効なのですが、ロコモーティブシンドローム気味でもあったので、まず筋トレからやってみようと思ったのです。これまでに、何回もダイエットには挑戦しては失敗の連続でした。それもあって、体重は減らすことは目標としないで、筋肉量を増やすことを目標にしました。ふだんは、テニスを日常的にやってはいるのですが、それだけでは不十分なのか最近は立ったままでは靴下は履けなくなっていましたし、立ち上がる時も素早く立ち上がれずに手をついたりするようになっていたのです。五十肩もわずらい、もう若くはないと老化を実感している日々でした。
毎日、腹筋と腕の筋トレをやってみているのですが、意外と効果は早く表れています。はじめてからまだ3週間余りですが、靴下も立ってはけるようになりましたし、立ち上がる時に大分楽に立ち上がれるようになったのです。運動をして効果が表れると、気分も爽快になってきます。
なにか目標を立てて、目に見える成果が表れてくると、達成感やさらに継続しようという意欲も出てきます。毎回、あべくりタイムスを読んでいる方は、また3日坊主だろうとお思いだと想像しますが、なんとか継続していきたいと思っています。お腹は、筋肉のせいかむしろさらに出っ張ってきている印象もありますが、体調は良くなっています。当院で実施している運動療法も、運動自体の効果もあると思いますが、こうした達成感なども抗鬱効果に影響しているのではと思います。
いよいよ、サッカーワールドカップですね。わたくしもにわかサッカーファンになってブルーのユニフォームを応援するつもりです。試合は早朝の放送が多いようですが、早めに寝て診療には支障のないように心がけたいと思っています。皆さんも、テレビ観戦でリズムを崩して不眠症にならないように気をつけて下さい。サッカー応援の熱気で、なんとか梅雨の憂鬱をはねのけられるのではと期待しているのですが。。。
「がんばれニッポン!!」