デイケアでは3日のひな祭り当日、午前午後に渡って、雛の会というプログラムを開催しました。雛の会を開催するのは、昨年に引き続き今年で二年目です。

一日の流れとしては、まずは午前中に全員で桜道明寺をつくります。道明寺粉と水をまぜ食紅で桜色に色付けをした粉を電子レンジで温めたのちに蒸らして、あんこ玉をくるみ、最後は桜の葉っぱで包みます。和菓子屋さんに売っているような季節のお菓子のできあがりです。

午後は、百人一首かるたを使用して坊主めくりをします。メンバーさんは歓声をあげながら楽しまれていたようでした。優勝した人にはささやかなプレゼントが贈呈されます。その後、抹茶や工芸茶、ハーブティーなど世界のお茶を飲みながら、午前中につくった桜道明寺やひなあられを食べます。春の香りにつつまれて、メンバーさんの顔がほころぶ様子が見受けられました。

当日は、デイケア室内も特別なしつらえになります。カーペットに赤のひもうせんを敷き、お雛様やフラワークラブがアレンジした菜の花や桃の花などを飾ったり、雅な音楽をBGMにして、お寿司の昼食を食べたりと、室内にいながらも少し早めの春を感じる一日となりました。