歴女

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デイケアスタッフの石井です。
最近、時々耳にする言葉で 「歴女」って聞いたことがおありでしょうか?
どうやら歴史好きの女性のことを指すようなのですが、私もその1人だと思います。

特に、学生時代から嫌いではなかった歴史の授業ですが、大きなきっかけは、6年くらい前に、司馬遼太郎氏の「燃えよ剣」という幕末を舞台にした新撰組の活躍を描いた小説を読んだのをきっかけに、急に日本史に目覚め、そこから主に司馬遼太郎氏のいわゆる王道歴史小説を読み続け、現在に至っています。もちろん小説なのですべてが史実と同じわけではないとはわかっているのですが、作品の中から伝わってくるそれぞれの歴史上の人物の個性は非常に魅力的で、この時代に私が生まれていたら、こんな風に生きたいなぁ、この将軍のもとで戦いたいなぁ、などと想像するのがとても楽しいのです。受験用に勉強した歴史とはまた違った、いきいきした人物像を感じ、時には共感したり、反発したりしながら読み進めるのは、聞きなれた有名歴史人物をとても身近な人間として感じることが出来ます。

最近はNHKの大河ドラマの「竜馬伝」も色々な年齢層の人から支持され、高視聴率を保っていると聞きました。近頃の「歴女」ブームと合わせて考えてみると、案外、私のような人が多いのだということがわかります。大きな本屋さんに行くと、歴史好きの人用のコーナーなどが出来ていて、色々な歴史関係の本が一同に集められて見つけ易くなりとても便利にもなりました。ちなみに今夢中で読んでいるのは、「項羽と劉邦」です。これをきっかけに中国史にもはまりたいなぁ、と思っているところです。皆さんも是非このブームに乗ってみてください。お気に入りの歴史上の人物を持ってみるのも楽しいですよ。

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