先月から新たにデイケアのプログラムがひとつ増えました。メンバーさんも、スタッフも試行錯誤しながら取り組んでいます。今回加わったプログラムは「布ぞうり作り」。皆さんは布ぞうりをご存知でしょうか。

用意するものはテープ上に切った布や鼻緒に使う布、ぞうりの芯となるビニール紐だけです。いらなくなった古布の切れ端を集めました。スタッフの指導のもと、それらを編みながら室内履きの草履を完成させます。編む作業は慣れてくるまでは少々大変そうでしたが、メンバーさん達は真剣に取り組んでいました。

布ぞうりは靴下代わりになるほかに、履いて家の中を歩くことで床を掃除することもできるという一石二鳥の優れものです。いらなくなった布を再利用するため環境にも優しいんです。今回のプログラム一回きりでは完成しませんでしたが、今後継続して開催予定ですので、出来上がりが楽しみですね。また報告したいと思います。