先月9日、毎年恒例のバレーボール大会が行われました。この大会は荒川区の7つの精神障害者施設が集まり、施設間・利用者間の交流を目的としたものです。
昨年、あべクリニックデイケアは惜しくも3位と8位になり苦杯を喫したのですが、今回はその成績を乗り越えるべくしっかりと準備をしてきました。と言いたいところですが、いつも使っている体育館が使えず、やや準備不足なまま当日を迎えました。あべクリニックは毎年2チームで出場し、「楽しむチーム」と「勝ちたいチーム」に分かれ、リーグ戦を戦います。この日は日差しが暖かく、少し暑いくらいの日になりました。総監督の佐藤PSWから声を出していくように指示され試合に望んでいましたので、これまでよりも元気に試合を進め、円陣を組み気合を入れる回数も増えました。
そして、今回の結果ですが「勝ちたいチーム」は2戦全勝で決勝戦に進み、決勝戦で負け準優勝になりました。去年同様、あべクリチームの前に立ちはだかった対戦相手は、見事なスパイクを決める「アゼリアチーム」でした。明らかにバレー経験者が数名おり、何度もあべクリ陣内にスパイクを打ち込みました。ブロックが決まることもあり健闘しましたが、惜しくも力及びませんでした。
「楽しむチーム」は前回よりも順位を一つ上げ7位になりました。今回は、チームワークが確実に上がり、サーブも入るようになっていました。ちなみに「勝ちたいチーム」の2戦目の「ダルクチーム」との試合は、この日の審判長にベストゲームと言わせるほどの好ゲームで、大いに会場を沸かせてくれました。