スタッフ紹介

Pocket

 初めまして。1月より入職しました臨床心理士の柴﨑と申します。出身は山形の小さな田舎町。雪国です。1年のおよそ3分の1は雪に覆われているような、豪雪地で生まれ育ちました。

a0040_000009_m

 家の周りは一面の田んぼと畑。畦道をてくてく歩いて学校へ通いました。そこが冬には大雪原になります。小学校時代の体育の授業はそこをダイナミックに使ったクロスカントリースキーでした。冬以外の季節は暗くなるまで毎日のように外で遊び、ブロック塀の上を走ったり側溝を飛び越えたり、で、生傷が絶えず…。

 高校を卒業後に山形を出て宮城の仙台市に住むようになりますが、「なんて都会!」とワクワクしたのを覚えています(笑)。その頃は、東京は私にとって外国みたいな場所でした(笑)。何年も経って、こうして東京に住むようになるなんて、その頃は全く考えもしませんでした。まだまだ世界が小さかったのですね。

 心理士になったのは上京してからですので、初めての就職は仙台です。心理職とは無縁の、動物調査の仕事に就きました。依頼を受け、東北にある発電所や指定の河川周辺に生息する動植物を調査したりするのですが、私が担当を任されたのは哺乳類や爬虫類・両生類。いくら田舎育ちとはいえ、蛇やサンショウウオなど、この仕事で初めて触れ、意外に平気、というか、「かわいい…」と思う自分に自分で驚きました。

 その後、いろいろな環境の変化や流れのなか、次第に人の心に興味を持つようになり、心理士を志しました。心理士になる前は、先述したような仕事のほか、事務職や販売業なども経験しました。

 皆さんとの出会いを通し、一緒に少しずつ成長できたら嬉しいなと思います。今回紹介させていただいた文章を読み返したら、なんだかちょっとアウトドアっぽいのですが、実際はかなりのインドア派。何日でも家の中で過ごせるような…。趣味は読書。どうぞよろしくお願いいたします。