お花見

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デイケアの春の外出プログラムといえば、毎年恒例のお花見ですが、今回は桜の開花が非常に早く、予定よりも一週間早く3月29日に行ってまいりました。記録的に寒かったり、積雪も多かったりした今年、なぜか桜の開花は非常に早いものでした。

sakura

不思議に思いましたが、2月の気温が低い方が開花が早まることがあるがあるそうです。2月の寒さに加え、3月初めの気温上昇が急激だったことも大きな要因ではあるそうですが、異例の速さでしたので、予定変更を迫られた人は多数いらしたのではないでしょうか。

デイケアでは今回、花見としては初めて、舎人公園に行って参りました。例年は王子にある飛鳥山公園には行くことが多かったのですが、飛鳥山よりも広々としていて、皆さん、いつもよりものびのびと過ごされていたように思います。桜も満開で、(この日の前後の天候を考えれば)、最高のお花見日和となりました。

昔から桜が大好きな日本人ですが、桜といえば頭に浮かぶのは、やはり源頼朝と同時代を生きた、西行の有名な和歌、「ねがはくは 花のしたにて 春死なむ そのきさらぎの 望月(もちつき)の頃」でしょうか。ソメイヨシノもいいですが、西行を魅了した吉野山の山桜、一生に一度は見てみたいものです。