スポーツの秋

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はじめまして、今年7月に入職した看護師の福田です。秋といえば、食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋といろいろとありますよね。私は趣味として何か新たに継続してできるものはないのか模索していたのですが、今回はスポーツの秋ということで新たに始めたスポーツの趣味について書こうと思います。

スポーツの秋・・・一体何をしようかと考えていた時期に、ふと頭に浮かんだのが仕事帰りによく目にしていたランニングしている男女の姿でした。イヤホンをして黙々と夜の街並みを駆けて抜けていくその姿が清々しく映っていました。そこで、私が趣味も兼ねてスポーツの秋に選んだのがランニングでした。気軽に好きな時間にできるスポーツという、単純で簡単な理由で選んだと言うこともありました。
走る(RUN)=きつい、疲れるという印象を持ってしまいがちで躊躇していた部分もあったのですが、その考えは間違った解釈であったことに気づかされました。ランニングは部活や特訓などの「過程」ではない。走ることそのものが目的であり、それ自体を楽しむもので、むしろ疲れをとり適度な快楽を得ることができるものだということでした。

NIKE RUN TRAININGとの出会い

音楽好きな私にとって、好きな音楽が走りをサポートしてくれるというのも魅力の一つです。音楽を聴きながら走ると、走るペースが安定し効率のいい有酸素運動ができます。ゆっくりと一定のペースで走ると脂肪が燃焼し疲れも少なく走ることができます。速くなったり、遅くなったりとペースが乱れると速さも距離も伸び悩み、疲労や怪我にもつながるので、一定のペースという走りがとても大切なようです。しかも、音楽は街の雑踏音を消してくれ集中力を高めることができます。音楽によって情報が絞られるため思考が分散されずに集中力が増し、効率よくなります。ゆっくりリラックスして走りたい曲、頑張って速く走りたいときの曲、気合いを入れたい走りをしたいときの曲など気分に合わせて選曲でき走りに活かせるのも楽しみのひとつです。「好きな音楽が、昨日より遠くへと連れて行ってくれる」そんなイメージを持ちながら走ることの喜びを感じています。

LSD=Long(長く)Slow(ゆっくりと)Distance(距離を)

LSDとは、心拍数を上げない有酸素運動で、ゆっくりと走り疲れにくいカラダを作るトレーニング方法です。速く走ると心拍数が上がり、カラダは脂肪よりも糖質を中心に使い出し、筋肉に乳酸がたまり(筋肉痛になる主な原因)疲れやすくないます。一方、心拍数をあまり上げずにゆっくり走ることで、カラダは脂肪をエネルギーに変えやすくなります。ゆっくり脂肪を燃やす走りを行うことで、長い距離も無理なく走れるようになれるということなんです。ただし、毎日のランニングはお勧めできず、休息も大切で週3ペースでのランニングが最適だといわれています。速く過度に走ることがランニングではない。ランニングは、スピードよりも「スローに長く」また「長く走らなければいけない」そんなルールもない。自分のペースで継続しておこなうことが大切なんです。

ランニングの効果

ランニングの効果は主に以下の4項目があるようです。
1)カラダが引き締まる
2)太りにくい体質になる
3)冷え性や肩こりが解消する
4)脳が活性化する(走ることで脳の神経細胞が増え、記憶力が増します。また精神を安定させる効果があり、集中力を高まり、ポジティブ思考になっていきます)

以上のことが全て当てはまった私は、やるべき使命感に燃え(と大袈裟ですが)無理なく秋の夜長を駆け抜けています。季節の変わり目は体調を崩しやすいので栄養と休息と体力をつけて、元気に過ごしたいものですね。