ダーツプログラム

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今年は短い梅雨でしたね。
もうすでに暑さ本番という日々が続いており、『氷』や『涼』という字についつい惹かれてしまいます。
さて現在、阿部先生はじめ職員全体で新しいデイケアプログラムを考えています。プログラムには興味があるものに参加して生活リズムを整える、協調性を養う、楽しいという気持ちを感じるなどのねらいが随所に込められています。

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現在、ダーツは午後のプログラムとしても行っていますが、参加者の皆さまから「練習する時間が欲しい」「午後プログラムは団体戦だが初心者なので、まずは個人戦をやりたい」などの希望があり、今月からナイトプログラムにも加わりました。ナイトプログラムでは練習時間、個人戦を中心に行う予定となっています。先月初めて行った時の感想で「高得点が取れた時、他の利用者さんも喜んでくれて嬉しかった」という声がありました。自分の喜びを他人からも温かい声をかけてくれると喜びは倍増になりますね。私は感謝する心、感謝される体験がより良い人間関係を形成する一つの要因になると思っています。実は私から皆さまへ伝える言葉や行動も意図があるものが多々あります。楽しさの中にも願いやねらいを忘れず、皆さまにとって「参加して良かったな」と思える時間となるよう、これからもプログラムに取り組んで参りたいと思っています。

普段私達スタッフの願いや心がけ、影の努力を皆さまにお伝えすることはあまりありません。見えにくいモノですし、わざわざお見せするモノでもありませんものね。しかしどのスタッフも利用者の方々、お一人お一人を思っている気持ちが伝わっていたら幸いです。

その他複数の新たなプログラムも思案中です。検討や研修会を重ね、より皆さまのニーズに添えるよう、今後さらにパワーアップする当院デイケアをどうぞよろしくお願いします。