春のバスハイク

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先月15日、デイケアでは恒例のバスハイクがありました。今回は「信玄餅」で有名な桔梗屋の工場見学と、昇仙峡にあるほうとう会館でほうとう手作り体験、最後に「影絵の森美術館」と、山梨県が中心の旅となりました。

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(Photo by M.K)

最初の桔梗屋は大人の社会見学としてブームとなっているせいか、かなり盛況でした。工場内には、もちろんベルトコンベアーもあったのですが、封詰めを完全に人に頼っているところが意外で、働いている人の活気を感じることができました。見学の後は、信玄餅の販売ブースに行き、おみやげを選ぶコースとなっていますが、ご当地アイスなどもあり、観光地としてしっかりとパッケージ化されていることに驚きました。おみやげ店が2つあり、正規の値段で買った後に、半額以下で売っているお店があった事は少々ショックでした。それでもイチオシ商品の信玄餅アイスは美味しく、ゆったりと過ごせました。

ほうとう手作りは、「ほうとう体験道場」という看板のもと、多少緊張しましたが、すでに粉が打ってあり、生地を伸ばして切るだけでしたので、それほど苦労することなく作ることができました。自分で作ったものをそのまま鍋に入れて昼食としていただくのは美味しく感じられるものです。普段より多く食べた方も多いのではないでしょうか。

午後はほうとう会館から歩いてすぐの場所にある「影絵美術館」で影絵の巨匠『藤城清治』の作品を堪能してきました。暗い室内で浮かび上がる影絵は幻想的で、作品の世界観に入りやすく、しばらくその場に佇みたくなるような展示でした。
天気予報では雨が心配されたのですが、いざ行ってみると、午後は晴れ間も見られ、何より昇仙峡では桜が満開で、車窓からの風景も素晴らしいものでした。遠出するバス旅行の良さを改めて堪能できる、とても楽しい旅となりました。