マインドマップのススメ

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こんにちは、坂井路子です。
みなさんは頭のなかがまとまらないとき、どうしていますか?頭のなかにあるものを自分の外に出すこと=考えや気持ちを文字にして書き出すことをすると、考えを客観的にとらえられるようになったり、並べ替えて整理したりがしやすくなります。

mindmap

今日は頭の整理をしやすくするための方法として、わたし自身もよく使い、一部デイケアメンバーとも取り組んでいる『マインドマップ』をご紹介します。

『マインドマップ』というのはトニー・ブザン氏が提唱したもので、考え方、発想の仕方を柔軟にしながら頭のなかを整理するというツールです。先日内田先生もブログでご紹介されていましたし、ご存じの方もいるかもしれません。マインドマップは「なんだか考えがまとまらなくてもやもやする」「どんどん思いつくけれど上手く整理ができない」というときや、「この問題の解決にはどんなやり方があるだろう」「いま自分に必要なことはなんだろう」というときなどにとても便利なものです。

大まかには、
【1】考えたいことの中心となるテーマを決める。【2】それに対して枝をつけ、連想されるキーワード、内容をつなげる。
【3】[2]のキーワードに対して枝をつけ、連想されるキーワード、内容をつなげる…というやり方で行います。本来は、中心テーマをイメージイラストにする、色は何色以上使う、枝はなめらかな線で書く、など細かなルールもあるのですが、まずはあまりかたく考えすぎずに思いつくまま書いてみるのをおすすめします。

自由に発想したものが、ぱっと見てわかりやすいかたちにまとめていけるのがマインドマップのいいところです。思考の体系化もできるようになり、発想力の伸びも期待できます。考えることに疲れてしまったときにも、無理をせずに自分の気持ちをまとめることができると思います。まとまらなくて困ったときにはぜひ一度お試しください。