深呼吸

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みなさん、こんにちは。看護師の高橋です。なんだか突然秋になりましたね。涼しくなって益々ご多忙の方も多いのではないでしょうか?
ところで、忙しかったり焦ったりすると無意識に呼吸が浅くなって身体が緊張してしまう事をご存知ですか?そんなときを乗り切るために有効な方法がありますので、ご紹介いたします。

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それは、「深呼吸」をすることです。当たり前すぎて驚かない方もいらっしゃると思いますが、深呼吸をすると、副交感神経が優位になって血管の緊張が緩み皮膚温度が上昇したり、腹筋や横隔膜が動くことによって内臓のマッサージ効果がありますので、胃腸の運動が活発になったり、足のむくみが解消されるなどなど、思いがけない位の様々な効果があるそうです。
さらに、自律神経の機能を整える作用もあるそうなので精神的な意味では、リラックスするにも最適ですよね。言うまでもないことではありますが、深くゆっくりと行なう呼吸法は、古くから、心や体の調子を整えるのに使われてきた歴史があります。ヨガや禅でも基本は呼吸です。そう書いてしまうと難しいことに思えてきますが、深呼吸といっても大袈裟なものではありません。

手順としては、
①腹式呼吸で息を吐く。
②自然に息を吸う。
という大変シンプルなものなので充分です。短時間で場所を選ばず(しかも無料!)ということで私は信号待ちの間や移動中などによく実践しています。過ごしやすいこの時期にみなさんも試してみてはいかがでしょうか。