エジプトの春

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2011年2月に起きた「エジプトの春」は、独裁と言われたムバラク政権が崩壊した革命でした。しかし、その後の同国内の治安は悪くなる一方です。エジプト初の民主的選挙によって選ばれた政権は、戦車を含む治安部隊がデモ隊の鎮圧を行い、武装していない民間人の死傷者が4000人を越えている状況です。

私自身、初めて1人で行った海外でしたので思い出深いのですが、華やかな観光地というより、首都カイロであっても観光地から少し逸れるとスラム街がかなりあった事が印象的でした。日本では欧米が海外という感じですが、世界から見れば日本や欧米のような国は少数で、特に日本は奇跡的な環境なのかもしれません。その恵まれた環境で何をするべきなのか、などと真面目なことを時折考えてしまう昨今です。