あけましておめでとうございます。

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こんにちは、院長の阿部哲夫です。
2010年となり、平成となり早22年がたってしまいました。皆様、あけましておめでとうございます。最近は、元旦からコンビニやスーパーが開いていることも多く、初詣に行っても、和服姿の人は数えるほどですし、神社やお寺の周辺を除いてはあまり正月の風情も感じられなくなっているようです。皆さんはお正月をいかが過ごされたのでしょうか?

例年あべくりタイムスの正月の紙面は、その年の抱負を書いているので、今年も恒例の今年の抱負について書きたいと思います。しかし、今年の抱負に入る前に、去年の反省をしなくてはいけないでしょう。昨年の目標は、医師の増員も含め外来機能の充実とデイケアのIT化と復職デイケアの充実でした。医師の増員は、北村先生や原先生の勤務日を増やしていただきましたし、昨年からは西條先生にも診療陣に加わっていただきました。まだまだ課題は山積みではありますが、こうした点からは一応は目標を達することができたのではないかと考えております。また、デイケアも復職デイケアの定員を昨年の年初の6名から20名規模に拡大予定です。また、1月からはデイケア記録のIT化も実施の予定です。これにより、記録の時間を短縮し、これまでよりプログラムやデイケアメンバーのサポートにスタッフのマンパワーを配分していきたいと思っています。

今年の抱負としては、新しいものを始めるというよりは、こうした方向性をより充実したものにしていきたいと思っています。外来においては2診制(医師二人体制での診療)を定着させていきたいですし、心理士も増員してカウンセリングも多くの人に受けていただけるようにしていきたいと思っています。リワーク(復職)デイケアも定員を増やすだけではなく内容もより充実させてパワーアップを図っていきたいと思っています。幸い、デイケア記録のIT化も実現できるめどが立ちまた、リワーク担当のスタッフも経験を深めること出来ています。更に石井さんがデイケアのスタッフに戻ってきてくれたこともありますので、期待にこたえられるのではと思っております。

個人的には、昨年始めた楽器の練習も一応は継続しています。昨年はなんとかファンファン祭りでの演奏という約束も果たせました。下手の横好きとはまさにこのことといった感じではありますが、今年は新しい曲にもチャレンジしていこうと思っています。節酒や運動といった目標は必ずしも、満足できる結果はもたらしませんでしたが、ことしもテニスだけではなく自転車やウォーキングは継続していきたいと思っています。

これに加えて、ささやかな目標ではありますが、今年はテレビを漫然と見ることをやめることをやめようと思っています。最近気がついたことですが、演奏家や写真家といったクリエイティブな仕事している友人の多くがテレビそのものをもっていないという事実です。彼らにいわせると情報はインターネットのニュースなどで充分だし、画像は YouTubeなどでみればいいというのです。さすがに、テレビ世代の私がテレビなしの生活は無理ですが、漫然と見たくもないテレビ番組を見ることはよくないのではと思い始めています。こうした時間を、読書や静かに音楽を聞く時間や家族との会話に使うことのほうがより有意義なのではと考えています。あともう一つの目標は、文化的な刺激を受ける努力をすることです。コンサートや美術展にこれまで以上に行くことにより情操の幅を拡げらればと思っています。こうした目標は一年を通じて継続できるかわかりませんが、あまり大きな目標を掲げるのではなく、ささやかで現実的な目標をたてて実行できればとおもっています。政党のマニュフェストのように、大きなことを言って実現できないのはちょっと恥ずかしいですからね。

昨年は至らぬ点も多く本当にお世話になりました。また今年も皆様により多くの健康が訪れるようにと、祈念しまた努力していきたいと思っております。今年もよろしくお願いします。

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