本格的に秋ですね。

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こんにちは、院長の阿部哲夫です。
10月になり、秋も本格的になってきました。紅葉や秋の味覚と楽しみが多い季節です。行楽シーズンでもあり、散歩や小旅行にいい季節です。私も先日、デイケアのバスハイクに同行してきました。マザー牧場と横浜中華街と対照的な組み合わせでしたが、自然と街の両方に触れ合うことができ、とても気分をリフレッシュすることができました。マザー牧場は小学校の遠足のようですが、結構大人も楽しめる場所です。都会生活者にとっては、牛や豚などの家畜に触れ合うことすら貴重な体験であることに驚きました。

久々に、自然とふれあいのんびり過ごしてみるだけで普段考えもしないアイデアが浮かんでくるのには驚きました。診療所の事や、患者さんのこと、趣味のことなど様々なことをゆっくり考えることができました。こうしたことは日常の中で考えればいいのではと思われるかもしれません。しかし、日常生活の中では意外とじっくり物事を考える余裕はないものです。日常から離れて少し遠くから自分の環境を眺めなおしてみてはじめて、自分の今の状況が見えるのではないでしょうか。森の中にいると、木の1本1本はみえても森全体を見渡せないように、すこし日常から離れたところで観察しなおしてみることに意味があるのかもしれません。

そうやって思い直してみると、デイケアを開設したり、移転をしたりといったおおきな決断をする前には、長期休暇(とはいっても4-5日ですが)の間に構想を練っていたような気がします。こうした時のほうが、頭がクリアーになっていていいアイデアが浮かぶものです。茂木健一郎ではないですが、頭がリラックスしている時のほうが「AHA体験」が多いようです。

先日、読んだ本の中で、人生の中で効率を向上させるには無駄が必要であるといった内容の文を見つけました。生活の中での余暇の効用はこうしたことにもあるのかもしれません。仕事ができる男は遊びも一流であるという言葉もしばしば聴く言葉です。こうしたことも、余暇の中でこそいいアイデアが浮かぶといったこととも関連があるのでしょう。

これからは、スポーツにしろ読書にしろ趣味的なことを深めるにはいい季節です。わたくしもすこし仕事だけではなく、趣味や一見無駄なことに励んでみようかと思っています。最も私の場合は単なる無駄に終わりそうな危惧も在りますが。。。。

最後にひとつお知らせです。11月から、新しく西條朋行先生(日本医大勤務)が勤務してくださることになりました。私の医局の後輩でも在り、ソフトな感じの優しいドクターです。勤務日は毎週金曜日です。このために私が金曜から火曜日に診察日が変更となります。短期間の変更で申し訳在りませんがよろしくお願いいたします。

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