夏の思い出

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こんにちは、院長の阿部哲夫です。

8月に入り本格的な夏と言いたいところですが、涼しい時もあり今はやりの異常気象でしょうか?夏は精神の病特に鬱の人にとっては過ごしやすい時のようです。

そのわけは、日照時間です。北ヨーロッパでは、季節性のうつ病というのがあるそうです。なぜかというと、北欧では冬になると日照時間が極端に短くなるそうです。その時期になると、うつ病の患者さんが増えるのだそうです。その逆に、夏になるとうつ病が良くなるのだそうです。われわれでも、天気のいい日は気持ちがはればれとします。それが鬱の人にとってはより強く感じられるのだと思います。したがって、晴れの日が多く日照時間の長い夏には鬱になる人が少ないのです。

話題は変わりますが、最近の私にとってのトピックスはマイケルジャクソンの死です。私は特別彼のファンというわけではないのですが、改めて彼のビデオクリップなどを見るにつけ、本当に天才だったのだと思わせられます。彼はすべてにおいて完璧なるミュージシャンでした。素晴らしいリズム感、そして本当に素晴らしいダンス、そして美しい声とかっこいいルックス。どれをとっても欠点など見当たらない存在でした。

しかし、彼の人生は決して幸せではなかったのではないでしょうか?常時パパラッチに追われる生活。ちょっとしたエピソードも前世界中の人が知っている状況。そんな世界にいて安心できる生活はあり得ないのでしょうか。自分が見ず知らずの人が自分のプライベートから何もかもを知っている。それを人は有名税というかもしれません。しかしこうした不安は統合失調症の症状そのものです。統合失調症の人の中には、まれに人前で目立ちたがり屋のひとはいますが、基本的にはシャイで引っ込み思案な人が多いのが実際です。にもかかわらず、世の中の人がすべて自分のことを知っている。自分の恥ずかしい秘密を知っている、これが統合失調症の方の不安なのです。

しかし、こうした統合失調症性の不安に常時さらされている、これが芸能人の生活なのでしょう。最近、芸能人が麻薬や覚せい剤に手を出すケースが目立ちます。それもこうした、不安やストレスとは無縁ではないでしょう。しかし、だからと言って違法薬物に手を出していいわけではありません。一時的には、楽になったり、楽しくなったりするかもしれません。しかし、依存症になった先あるのは苦しみのみです。それを知らなければ、すんだのにちょっとした興味から始めて、最終的には地獄。それが麻薬です。もし皆さんの、近くにこうした人がいたら、こうした事実を伝えてもらえればと思います。かっこつけて、麻薬や覚せい剤に手を出す。こんなカッコ悪いことはありません。

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