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第1回 「はじまり」

2013/06/05

いよいよ、始まりました。
Reborn部ですが、最初はあくまでもテストとして始動しております。

まずは道具選びが重要なテーマとなっております。
日々扱うものですので、感覚にしっくりとくるような道具を選びたいものです。

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まず企画者が選んだのは、無印良品の「開きやすいノート」です。
大きさといい、ややハードなカバーだったり、もちろん開きやすいところもいいと思って選びました。

それから、同じく無印良品にあった、液体のりを用意してみました。
今回のテーマはコラージュ的な感覚で出会った言葉や、日々の残骸みたいなものを貼り付けていく、という点を重視していますので、のりも重要な道具となります。ホッチキスなども使いたいところですが、まずはのり、ですね。

その二つの道具をあらかじめ渡しておき、A氏とB氏、企画者である梅津の3人でスタートしました。

道具を配ってから一週間後のこの日、皆で日記を見せ合いながら、第一回のReborn部が始まりました。

まだまだどんなことを書いていく(描いていく)べきは、手探りな状態ではありますが、
A氏はグラフィティを中心に、B氏は絵や映画のセリフを中心に進めています。
日記のような形式ですので、気恥ずかしい面もありますが、一人ずつ書いた内容について、
説明を加えながら、話は進行していきます。

集めた言葉など真面目になりがちですが、二人のプレイベートな内容もあり、
お互いの生活の様も垣間見れます。
ただ、このノート日記のような形式ではありますが、ある程度人に見せることを前提にしていますので、皆でそのあたりも再度確認しています。
また、梅津は似たような形式のものを以前から書いていましたので、二人に見せるとともに、一人違ったノートでつけていくのも、違和感がありましたので、今後は同じノートにつけていくこととしました。

それから、日々の記載についてはなるべく日付をつける、というルールを決めていましたが、手書きよりも「日付印」がよいとのことで、今後は個々人が持つのが理想ではありますが、なかなか値がはるものですので、まずはデイケアにある日付印を利用することとしました。
なぜ印鑑のような形式がよいか、というと極めて感覚的な問題ではありますが、SNSなどの電子メディアによるライフログが流行している今、せっかく紙で作っている日記ですので、手に馴染むような感覚で扱える素材や方法を重視していきたいと考えています。

時間的には40分ほどの初回となりましたが、今後、どのような体裁で進めていくかも含めて、あまり決め付けすぎず、柔軟にシステムを変えていくプログラムをイメージしています。長くなりましたが、今回の報告はこの辺りで・・