入院について

Q.精神科にも入院があるの?

クリニックの外来通院では、主治医による精神療法やカウンセラーによる心理療法(カウンセリング)など対話を通したものと、症状を緩和させるための処方による薬物療法が中心となります。
どの療法が適しているかは病気の種類や症状によっても異なりますし、効果がみられるまでの期間も個人差があります。
また、外来通院を継続していくなかでは、ほかの診療科と同じく、すみやかで確実に治療を行うために入院が必要になることがあります。

Q.精神科の入院目的って?

症状の悪化による緊急の入院

外来通院中に大きく症状が悪化した場合、外来の通院のみでは対応が難しくなることがあります。
クリニックの外来診療では時間外や日曜祝日の対応はできかねますので、症状がつらく毎日のフォローが必要なときや、ご自身ひとりやご家族のみでは安全の確保が難しいと判断されるときなどは、入院による治療が適しています。こうしたものは緊急度が高い入院といえます。
なるべく早く、適切な治療を受けられる入院先に繋がることが望ましいでしょう。

ふだんと異なる環境で静養し、こころもからだも休める入院

通院は定期的に行えているものの、自宅にいても休まらないとき、適度な休息の取り方がわからなくなってしまい調子の改善が見込めないときには、環境を変え入院治療を行うのも一つの手段です。
雑多な連絡や周囲とのしがらみから離れ、落ち着いた環境で過ごしてリフレッシュすることで、退院後の外来通院での治療効果を高めることが期待されます。

服薬調整するための入院

長期的に服用していた処方薬を別のものに変えるときや、効果は高いものの副作用がみられる可能性があるものを処方するときなどは、状態をみながら慎重に行う必要があります。
そのため、そうした大幅な服薬調整の際には、常時状態を確認できる入院下での調整が適していることがあります。

……など、必要に応じて目的は様々です。

 

Q. どんな病院に入院するの?

当院がある荒川区には、入院可能な精神科病院はありません。入院を希望される場合や、主治医から入院を勧める場合には、荒川区外の病院へのご紹介となります。

また、病院によって対応できる病気の状態や、入院目的、治療内容などに差があるため、それらによって入院先は限定されてきます。重い内科疾患や身体の障害がある場合は、精神科疾患以外の症状に対応可能な病院を選ばなければならないため、さらに入院先が限定される可能性があります。

そのため、地域や特定の病院に入院したいという希望はかなわないこともあります。
また、入院を希望したその日に入院先が決まることは少なく、入院形態によっては待期期間が発生することがあります。

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